2級建築施工管理技士 各種構造ミニテスト 第3回
結論から言います。各種構造の第3回では、実務に近い応用的な知識を問う問題を中心に出題します。
第1回・第2回とは異なる切り口で、RC造・S造・木造・基礎構造から10問を出題します。すべてオリジナル問題で、各問に詳しい解説付きです。
テスト情報
問題数:10問(四肢択一)
目標正答率:7問以上で合格レベル
出題範囲:RC造、S造、木造、基礎構造
各種構造 第3回のテーマ
この回はプレストレストコンクリート・鉄骨の座屈・木造の含水率・地盤改良工法など仕上げレベルのテーマを出題しています。各種構造3回分を全問正解できれば、本番でこの分野は確実に得点源になります。間違えた問題は「各種構造①」「各種構造②」で最終確認を。
問題
【第1問】RC造のひび割れ
鉄筋コンクリート造のひび割れに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 乾燥収縮によるひび割れは、コンクリートの水分蒸発に伴い発生する。
2. セメントの水和熱によるひび割れは、マスコンクリート(大断面のコンクリート)で生じやすい。
3. コンクリートのひび割れを防止するには、誘発目地を設けてひび割れの位置をコントロールする方法がある。
4. 鉄筋量を増やすとコンクリートのひび割れは完全に防止できる。
【第2問】RC造の構造規定
鉄筋コンクリート造の構造規定に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 柱の小径は、その構造耐力上主要な支点間の距離の1/15以上としなければならない。
2. 柱の主筋の本数は、4本以上としなければならない。
3. 柱の帯筋の間隔は、柱に接する梁の最小せいの1/2以下で、かつ150mm以下としなければならない。
4. 柱の主筋の断面積の合計は、柱のコンクリートの断面積の0.8%以上としなければならない。
【第3問】S造のボルト接合
鉄骨造のボルト接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 高力ボルト摩擦接合は、ボルトの締付け力で部材間に摩擦力を生じさせて接合する方法である。
2. 高力ボルトの締付け検査は、マーキングのずれやトルク値の確認で行う。
3. ボルト孔の径は、ボルトの径より2mm程度大きくする。
4. 高力ボルト摩擦接合と溶接接合を同一の接合部に併用する場合、必ず溶接を先に行う。
【第4問】S造のブレース構造
鉄骨造のブレース(筋かい)構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. ブレース構造は、柱と梁で構成される骨組みにブレースを設けて水平力に抵抗する構造である。
2. ブレースは引張力と圧縮力の両方に抵抗させるのが一般的である。
3. X形ブレースは、引張ブレースと圧縮ブレースが交差する形式である。
4. ブレース構造は、ラーメン構造に比べて壁面の開口部を自由に設けやすい。
【第5問】木造の継手・仕口
木造建築の継手と仕口に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 継手とは、同一方向の部材を長さ方向につなぐ接合部のことである。
2. 仕口とは、異なる方向の部材が交わる接合部のことである。
3. 腰掛けあり継ぎは、土台や桁の継手に用いられる代表的な継手である。
4. 継手の位置は、応力が最も大きくなる部材の中央部に設けるのが原則である。
【第6問】木造の防腐・防蟻
木造建築の防腐・防蟻(ぼうぎ)措置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 土台には、ヒノキやヒバなどの耐久性の高い樹種を使用するか、防腐・防蟻処理を行う。
2. 地面から1m以内の木材には、防腐・防蟻措置を講じることが推奨されている。
3. 床下の換気を確保することは、木材の腐朽を防ぐために重要である。
4. 木材の含水率が高いほど腐朽菌は繁殖しにくくなる。
【第7問】鉄骨造の構造形式
鉄骨造の構造形式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. ラーメン構造は、柱と梁を剛接合(溶接接合等)でつないだ構造である。
2. トラス構造は、三角形に部材を組み合わせた構造で、大スパンの屋根架構に適している。
3. ラーメン構造は、壁面に開口部を設けやすく、空間の自由度が高い。
4. トラス構造の各部材には、主として曲げモーメントが作用する。
【第8問】直接基礎の種類
直接基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 独立基礎は、各柱の下に独立して設ける基礎で、柱間隔が広く地盤が良好な場合に用いる。
2. 布基礎は、壁や柱列に沿って連続して帯状に設ける基礎である。
3. べた基礎は、建物の底面全体を一枚の鉄筋コンクリート版とする基礎で、地盤反力を均等に分散できる。
4. 独立基礎は、べた基礎に比べて不同沈下に対する抵抗力が大きい。
【第9問】RC造の壁式構造
鉄筋コンクリート造の壁式構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 壁式構造は、耐力壁と床版で構成される構造形式である。
2. 壁式構造は、柱や梁の出っ張りがないため、室内空間を有効に使いやすい。
3. 壁式構造は、壁で荷重を支えるため、大スパンの空間に適している。
4. 壁式構造の建物は、一般に階数を5階以下、軒高を16m以下とする制限がある。
【第10問】地盤調査
地盤調査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. ボーリング調査は、地盤に孔を掘って地層の構成や性状を調べる調査方法である。
2. 標準貫入試験は、ボーリング孔を利用して行い、N値を求める試験である。
3. スウェーデン式サウンディング試験は、小規模建築物(戸建住宅等)の地盤調査に多く用いられる。
4. 平板載荷試験は、地盤の深部の支持力を調べるのに最も適した試験方法である。
関連コンテンツ
この分野の解説記事で知識を補強しましょう。
結果の目安
| 正答数 | 評価 |
|---|---|
| 9〜10問 | 素晴らしい!各種構造を深く理解できています。 |
| 7〜8問 | 合格レベルです。苦手分野の復習で完璧を目指しましょう。 |
| 5〜6問 | もう少し。構造形式ごとの違いと特徴を整理しましょう。 |
| 4問以下 | 基礎から復習が必要です。解説記事を読み直して再挑戦しましょう。 |
関連する解説記事
間違えた分野は、以下の解説記事で復習しましょう。