1級建築(第一次) ミニテスト

1級建築 各種構造 練習問題①【無料・10問・解説付き】

1級建築施工管理技士の「各種構造」分野から10問出題します。RC造・S造・SRC造・木造・基礎構造・地盤を中心に、第一次検定で頻出のポイントを確認しましょう。

1問ずつ「解答を見る」で正解と解説を確認できます。7問以上正解を目指しましょう!


各種構造 ミニテスト 第1回

問1

RC造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)コンクリートは圧縮に強く、引張に弱い
(2)鉄筋は引張に強い
(3)鉄筋とコンクリートの線膨張係数は大きく異なる
(4)コンクリートは鉄筋を錆から保護する役割がある

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正解:(3)
鉄筋とコンクリートの線膨張係数は約1×10⁻⁵/℃でほぼ同じ。これがRC造が成立する重要な理由の一つ。「大きく異なる」は不正解。

問2

S造(鉄骨造)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)鉄骨は耐火性に優れる
(2)鉄骨は約550℃で強度が半減する
(3)S造はRC造より工期が長い
(4)S造は大スパンの建物には不向きである

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正解:(2)
鋼材は約550℃で降伏点が常温の半分程度に低下する。そのため耐火被覆が必須。(1)鉄骨は耐火性が低い。(3)工場製作→現場組立てでRC造より工期が短い。(4)S造は軽量で大スパンに最適。

問3

SRC造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)SRC造はRC造と比べて部材断面を大きくする必要がある
(2)SRC造はRC造とS造の長所を併せ持つ
(3)SRC造はS造より耐火性が高い
(4)SRC造は超高層建物にも採用される

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正解:(1)
SRC造は鉄骨が高い耐力を負担するため、RC造と同じ強度をより小さな断面で実現できる。「大きくする必要がある」は不正解。

問4

木造の在来軸組工法に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)枠組壁工法に比べて間取りの自由度が低い
(2)筋かいは耐力壁を構成する部材である
(3)接合部の仕口は部材を延長するための接合方法である
(4)木材は引張に最も強い

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正解:(2)
筋かいはRC造の耐震壁に相当する耐力壁の構成要素。(1)在来軸組のほうが自由度が高い。(3)仕口は2つ以上の部材が交差する接合。延長は継手。(4)木材は繊維方向で圧縮が最も強い。

問5

CLT(直交集成板)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)CLTはラミナを繊維方向が平行になるように積層接着した材料である
(2)CLTは壁や床として使用できる面材である
(3)CLTはRC造の約5倍の重量がある
(4)CLTは低層建物にしか使用できない

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正解:(2)
CLTは壁・床・屋根に使用できる構造用面材。(1)繊維方向が直交するように積層する(平行は集成材)。(3)RC造の約1/5の軽さ。(4)中高層建物にも適用可能。

問6

基礎構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)べた基礎は接地面積が大きいため接地圧を小さくできる
(2)杭基礎の支持杭は先端を支持層に到達させる
(3)摩擦杭は杭先端を支持層に到達させなくてもよい
(4)直接基礎は軟弱地盤に最も適した基礎形式である

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正解:(4)
直接基礎は地盤の支持力が十分な場合に使用する。軟弱地盤には杭基礎が適する。(1)べた基礎は全面接地で接地圧が小さい。(2)支持杭は支持層に到達。(3)摩擦杭は周面摩擦で支持。

問7

場所打ちコンクリート杭に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)オールケーシング工法は安定液で孔壁を保護する
(2)アースドリル工法は安定液(ベントナイト液)で孔壁を保護する
(3)リバースサーキュレーション工法はケーシングで孔壁を保護する
(4)全ての工法で安定液を使用する

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正解:(2)
アースドリル工法は安定液(ベントナイト液)で孔壁保護。オールケーシングは鋼管ケーシング。リバースは水頭圧。3工法の孔壁保護方式は確実に区別する。

問8

N値に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)N値は質量50kgのハンマを100cmの高さから落下させて測定する
(2)N値はサンプラーを30cm貫入させるのに要する打撃回数である
(3)N値が50以上の地盤は軟弱地盤である
(4)N値は粘性土の判定には使えない

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正解:(2)
N値は標準貫入試験でサンプラーを30cm貫入させるのに要する打撃回数。(1)63.5kgのハンマを76cmから落下。(3)N値50以上は支持層(硬い地盤)。(4)粘性土にも砂質土にも使える。

問9

液状化に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)液状化は緩い砂質土で発生する
(2)地下水位が高いほど液状化しやすい
(3)均等係数が大きい砂ほど液状化しやすい
(4)地震動が液状化の引き金となる

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正解:(3)
均等係数が小さい(粒径が揃っている)砂ほど液状化しやすい。均等係数が大きい=粒径がバラバラ=隙間が詰まっている=液状化しにくい。

問10

負の摩擦力(ネガティブフリクション)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)負の摩擦力は杭を押し上げる方向に作用する
(2)負の摩擦力は杭周囲の地盤が圧密沈下するときに生じる
(3)負の摩擦力は杭の軸力を減少させる
(4)負の摩擦力は砂質土地盤でのみ発生する

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正解:(2)
周囲の地盤が圧密沈下すると、杭を引きずり下ろす方向(下向き)の摩擦力が発生する。(1)押し下げる方向。(3)軸力を増大させる。(4)主に軟弱な粘性土層の沈下で発生。


お疲れさまでした!

正解数を数えてみましょう。7問以上正解なら合格ラインです。

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