1級建築(第一次) ミニテスト

1級建築 各種構造 練習問題③【無料・10問・解説付き】

1級建築施工管理技士の「各種構造」分野から10問出題します(第3回・総仕上げ)。第1回・第2回の復習を兼ねた応用問題です。

8問以上正解を目指しましょう!


各種構造 ミニテスト 第3回

問1

構造に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)SRC造はRC造より部材断面が大きくなる
(2)S造は耐火性に優れる構造である
(3)RC造は耐火性・遮音性に優れる
(4)SRC造はRC造より施工が簡単である

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正解:(3)
RC造はコンクリートが不燃材料で耐火性が高く、密度が高いため遮音性も高い。(1)SRC造は断面を小さくできる。(2)S造は耐火性が低い(550℃で強度半減)。(4)SRC造は最も施工が複雑。

問2

CLTに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ラミナを繊維方向が直交するように積層接着した面材である
(2)RC造の約1/5の軽さである
(3)壁・床・屋根に使用できる
(4)低層の建物にしか使用できず中高層には適用できない

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正解:(4)
CLTは中高層建物にも適用可能。国内でも10階建て以上の事例がある。

問3

在来軸組工法の接合に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)仕口は同一方向の部材を延長するための接合である
(2)継手は2つ以上の部材が交差する部分の接合である
(3)ホールダウン金物は柱の引抜き防止に使用する
(4)筋かいは床を支える部材である

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正解:(3)
ホールダウン金物は地震時に柱が基礎から引き抜かれるのを防ぐ金物。(1)仕口は交差部、延長は継手。(2)継手は延長、交差は仕口。(4)筋かいは耐力壁を構成する斜め部材。

問4

鋼管杭に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)PHC杭より水平力に対する抵抗力が小さい
(2)鋼管の内部にコンクリートを充填して使用する場合がある
(3)鋼管杭は全て工場で一体製造されるため現場接合は不要である
(4)鋼管杭は腐食の心配がないため防食処理は不要である

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正解:(2)
鋼管杭の内部にコンクリートを充填して強度を高める方法(中詰めコンクリート)がある。(1)鋼管杭は水平力に強い。(3)現場で溶接接合する場合がある。(4)腐食対策(塗装・余厚等)は必要。

問5

負の摩擦力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)杭周囲の地盤が圧密沈下すると発生する
(2)杭の軸力を増大させる
(3)摩擦低減材を塗布して対策する場合がある
(4)摩擦杭では負の摩擦力は発生しない

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正解:(4)
負の摩擦力は支持杭・摩擦杭を問わず、周囲地盤が沈下すれば発生する。「摩擦杭では発生しない」は不正解。

問6

地盤改良に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)深層混合処理工法はセメント系固化材を混合して地盤を固化する
(2)サンドコンパクションパイル工法は排水を促進する工法である
(3)グラベルドレーン工法は地盤の密度を増す工法である
(4)表層改良は深度20m以上の地盤改良に適する

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正解:(1)
深層混合処理は固化材で地盤を固結する。(2)SCPは密度増大。(3)グラベルドレーンは排水促進。(4)表層改良は浅層(2m程度)のみ。

問7

複合フーチング基礎に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)建物全面を1枚の基礎スラブで覆う基礎形式である
(2)隣接する2本以上の柱を1つのフーチングで支える
(3)壁下に連続して設ける帯状の基礎である
(4)柱1本ごとに独立した基礎を設ける形式である

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正解:(2)
複合フーチングは隣接する複数の柱を1つのフーチングで支える。(1)はべた基礎。(3)は布基礎。(4)は独立フーチング基礎。

問8

アースドリル工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)回転バケットで掘削する
(2)安定液の比重管理が重要である
(3)大口径の施工が可能である
(4)鋼管ケーシングで孔壁を全面保護する

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正解:(4)
鋼管ケーシングで孔壁を全面保護するのはオールケーシング工法。アースドリル工法は安定液(ベントナイト液)で保護する。

問9

液状化に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)粘性土地盤で発生しやすい
(2)細粒分含有率が高い砂ほど液状化しやすい
(3)相対密度が小さい(緩い)砂ほど液状化しやすい
(4)地下水位が低いほど液状化しやすい

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正解:(3)
相対密度が小さい=緩い砂=粒子間の隙間が大きい=液状化しやすい。(1)砂質土で発生。(2)細粒分含有率が低い砂のほうが液状化しやすい。(4)地下水位が高いほど液状化しやすい。

問10

ベーン試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)砂質土の硬さを測定する試験である
(2)十字形の羽根を地中で回転させてせん断抵抗を測定する
(3)載荷板を地盤に置いて沈下量を測定する試験である
(4)ボーリング孔内でハンマを落下させる試験である

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正解:(2)
ベーン試験は十字形の羽根(ベーン)を軟弱な粘性土中で回転させてせん断強さを直接測定する。(1)軟弱粘性土用。(3)は平板載荷試験。(4)は標準貫入試験。


お疲れさまでした!

各種構造の3回分クリアです。次は構造力学に挑戦しましょう。

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