2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 安全管理 練習問題①【無料・10問】感電防止・活線作業

2級電気工事施工管理技士 安全管理 ミニテスト 第1回

第1回では感電防止・絶縁用保護具と防具・活線作業の基本知識を10問出題します。「安全管理(感電防止・活線作業・高所作業・KY活動)をわかりやすく解説」を参照しながら取り組みましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:安全管理(感電防止・活線作業)

目標時間:15分

安全管理 ミニテスト(全10問)

問1

感電の危険度に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)人体に流れる電流が1mAでも死亡する。
(2)人体に流れる電流が50mA程度になると心室細動の危険がある。
(3)感電の危険度は電圧に関係なく電流だけで決まる。
(4)乾いた手で触れれば高圧でも感電しない。

解答を見る

正解:(2)

感電の危険度は人体に流れる電流の大きさで決まります。1mAはピリッと感じる程度、10〜20mAで自力で手を離せなくなり、50mAで心室細動の危険、100mA以上でほぼ確実に死亡します。電圧が高いほど大きな電流が流れるため、電圧も間接的に関係します。

問2

絶縁用保護具と絶縁用防具の区別として、最も適当なものはどれか。

(1)保護具は充電部に取り付けるもの、防具は作業者が身につけるものである。
(2)保護具は作業者が身につけるもの、防具は充電部に取り付けるものである。
(3)保護具も防具も作業者が身につけるものである。
(4)保護具も防具も充電部に取り付けるものである。

解答を見る

正解:(2)

「保護具=人に付ける」「防具=物に付ける」が正解です。絶縁手袋・絶縁長靴・絶縁ヘルメットは作業者が身につけるので保護具。絶縁シート・絶縁管カバーは充電部に取り付けるので防具です。試験の超頻出ポイントです。

問3

絶縁用保護具に該当するものとして、最も適当なものはどれか。

(1)絶縁シート
(2)絶縁管カバー
(3)絶縁手袋
(4)絶縁テープ

解答を見る

正解:(3)

絶縁手袋は作業者が手にはめて使うもの=保護具です。絶縁シート・絶縁管カバー・絶縁テープはいずれも充電部や電線に取り付けるもの=防具です。「人が身につけるか、物に付けるか」で判断しましょう。

問4

活線作業に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)活線作業とは停電した状態で行う作業のことである。
(2)活線作業では絶縁用保護具の使用が義務付けられている。
(3)活線作業は原則として推奨されている。
(4)活線作業では通常の工具を使用すればよい。

解答を見る

正解:(2)

活線作業は電路が充電(通電)した状態で行う作業です。原則は停電して作業するのが安全ですが、やむを得ず活線作業を行う場合は、絶縁用保護具の使用・充電部への絶縁用防具の装着・絶縁工具の使用が義務付けられています。

問5

停電作業の正しい手順として、最も適当なものはどれか。

(1)検電 → 開路 → 操作禁止 → 短絡接地 → 作業開始
(2)開路 → 検電 → 操作禁止 → 短絡接地 → 作業開始
(3)開路 → 操作禁止 → 検電 → 短絡接地 → 作業開始
(4)操作禁止 → 開路 → 短絡接地 → 検電 → 作業開始

解答を見る

正解:(3)

正しい手順は「①開路(遮断器を開放)→ ②操作禁止(施錠・投入禁止の札)→ ③検電(無電圧を確認)→ ④短絡接地(残留電荷を放電)→ ⑤作業開始」です。開路後に操作禁止をしてから検電するのは、検電中に他の人が遮断器を投入する事故を防ぐためです。

問6

活線近接作業における高圧充電部からの離隔距離として、最も適当なものはどれか。

(1)頭上・側方10cm以上
(2)頭上・側方30cm以上
(3)頭上・側方50cm以上
(4)頭上・側方1m以上

解答を見る

正解:(2)

高圧(600V超〜7,000V以下)の充電部に近接して作業する場合、充電部から頭上・側方30cm以上の離隔距離を確保するか、充電部に絶縁用防具を装着します。特別高圧の場合はさらに大きな離隔距離が必要です。

問7

漏電遮断器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)漏電遮断器は漏電を検知して自動的に電路を遮断する装置である。
(2)漏電遮断器は感電事故の防止に有効である。
(3)仮設電源の分電盤には漏電遮断器の設置が必須である。
(4)漏電遮断器があれば絶縁用保護具は不要である。

解答を見る

正解:(4)

漏電遮断器は感電防止の重要な装置ですが、万能ではありません。動作するまでの間に人体に電流が流れる可能性がありますし、故障している場合もあります。漏電遮断器と絶縁用保護具は「どちらか一方」ではなく「両方を併用」して安全を確保します。

問8

感電事故が発生しやすい条件として、最も適当なものはどれか。

(1)乾燥した室内で乾いた手で作業する場合
(2)汗をかいた状態で濡れた手で充電部に触れる場合
(3)ゴム手袋を着用して作業する場合
(4)停電した状態で作業する場合

解答を見る

正解:(2)

人体の電気抵抗は汗や水分で大幅に低下します。乾いた皮膚の抵抗は数千〜数万Ωですが、濡れた状態では数百Ω程度まで下がることがあります。同じ電圧でも流れる電流が大きくなるため、汗をかいた状態や雨天時の作業は感電リスクが高まります。

問9

停電作業で「短絡接地」を行う理由として、最も適当なものはどれか。

(1)配線の導通を確認するため。
(2)残留電荷を放電させて安全を確保するため。
(3)電圧を測定するため。
(4)ケーブルの絶縁抵抗を測定するため。

解答を見る

正解:(2)

遮断器を開放して停電しても、コンデンサや長距離ケーブルには残留電荷が蓄えられている場合があります。短絡接地はこの残留電荷を安全に放電させるための作業です。また、誤って通電された場合にも短絡接地があれば作業者への感電を防ぐことができます。

問10

電気工事の安全管理に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)感電死亡事故は建設業ではほとんど発生しない。
(2)電気工事特有のリスクには感電・墜落・アーク火傷がある。
(3)低圧の電気工事では感電のリスクはない。
(4)安全管理は試験には出題されない分野である。

解答を見る

正解:(2)

電気工事特有のリスクは感電・墜落(転落)・アーク火傷・重量物の落下です。全産業の感電死亡事故の約40%が建設業で発生しており、低圧であっても汗や水分で人体の抵抗が下がれば致死量の電流が流れる可能性があります。安全管理は試験の超頻出分野です。

結果を振り返ろう

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は「安全管理(感電防止・活線作業・高所作業・KY活動)をわかりやすく解説」に戻って復習しましょう。

  • 8問以上正解 → 感電防止・活線作業の基本はバッチリ!
  • 5〜7問正解 → 保護具と防具の違い・停電手順を重点復習
  • 4問以下 → 解説記事をもう一度読んでから再チャレンジ

次のステップ

第2回では高所作業・KY活動の問題に挑戦!

2級電気工事施工管理技士ロードマップへ →

-2級電気工事(第一次), ミニテスト