2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 施工計画 練習問題③【無料・10問】総合問題

2級電気工事施工管理技士 施工計画 ミニテスト 第3回

第3回では施工計画の総合問題を10問出題します。第1回(基本知識)と第2回(施工体制・届出)の復習を兼ねた横断的な出題です。「施工計画(施工計画書・仮設計画・工事届出)をわかりやすく解説」を参照しながら取り組みましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:施工計画 総合

目標時間:15分

施工計画 ミニテスト(全10問)

問1

施工計画書を作成する目的として、最も適当なものはどれか。

(1)工事費用を削減するために作成する。
(2)工事の進め方を事前に決め、関係者全員で共有するために作成する。
(3)工事完了後に施工記録を残すために作成する。
(4)下請業者の選定基準を定めるために作成する。

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正解:(2)

建設工事は一品生産で、同じ条件の工事は二つとありません。「この現場はどう進めるか」を書面にまとめ、発注者・施工者・下請業者の全員が同じ認識で工事に臨むことが施工計画書の目的です。

問2

足場の仮設に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)足場は共通仮設に分類される。
(2)足場は直接仮設に分類される。
(3)足場は仮設ではなく本設備に分類される。
(4)足場の種類は枠組足場の1種類のみである。

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正解:(2)

足場は各工事に直接必要な仮設なので直接仮設に分類されます。足場には枠組足場・単管足場・くさび緊結式足場など複数の種類があり、現場の条件に応じて使い分けます。電気工事でも高所のケーブルラック取付や照明器具の設置で足場を使います。

問3

ケーブルルートの計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)幹線ケーブルの経路は施工計画の段階で決めておく。
(2)ケーブルラックの配置は他設備との取り合い調整が必要である。
(3)ケーブルルートの計画は電気工事の施工計画で重要な項目である。
(4)ケーブルルートは工事が始まってから現場で適当に決めればよい。

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正解:(4)

ケーブルルートを現場で適当に決めると、空調ダクトや配管と干渉したり、防火区画の貫通処理が後付けになったりしてトラブルの原因になります。施工計画の段階で他設備との取り合いを調整し、ルートを確定させておくことが重要です。

問4

建設工事計画届が必要となる工事として、最も適当なものはどれか。

(1)延べ面積50㎡の倉庫の電気配線工事
(2)高さ31mを超える建物の建設工事
(3)工期が1週間以内の軽微な修繕工事
(4)住宅の照明器具の交換工事

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正解:(2)

建設工事計画届は労働安全衛生法に基づき、高さ31m超の建物の建設・解体や、足場の高さ10m以上などの一定規模以上の工事で必要となります。小規模な修繕工事や器具交換には不要です。

問5

施工計画書の「環境対策」に記載する内容として、最も適当なものはどれか。

(1)作業員の休日の過ごし方
(2)騒音振動対策・産業廃棄物処理計画
(3)工事用車両の燃費データ
(4)近隣住民の年齢構成

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正解:(2)

環境対策では騒音・振動の低減措置や産業廃棄物の分別・処理計画などを記載します。建設現場では解体工事のコンクリートがら、電線くずなど多くの廃棄物が発生するため、適切な処理計画を事前に立てることが求められます。

問6

特定元方事業者の届出に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)特定元方事業者の届出は消防署に行う。
(2)特定元方事業者の届出は市区町村に行う。
(3)特定元方事業者の届出は労働基準監督署に行う。
(4)特定元方事業者の届出は国土交通省に行う。

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正解:(3)

特定元方事業者の届出は労働基準監督署に行います。元請が複数の下請業者を使う場合、労働安全衛生法に基づいて安全衛生管理体制を整備し、その内容を届け出る義務があります。

問7

施工計画における仮設照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)暗所での作業を安全に行うために仮設照明を設置する。
(2)トンネル内や地下階では仮設照明が特に重要である。
(3)仮設照明は見た目を良くするために設置するものである。
(4)仮設照明の電源は仮設電源から供給する。

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正解:(3)

仮設照明は見た目のためではなく、暗所での作業安全を確保するために設置するものです。暗い場所での電気工事は感電や転落のリスクが高まるため、十分な照度を確保した仮設照明が欠かせません。

問8

施工体系図の掲示に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)施工体系図は元請の本社に掲示する。
(2)施工体系図は発注者の事務所に掲示する。
(3)施工体系図は現場の見やすい場所に掲示する。
(4)施工体系図は下請業者の事務所に掲示する。

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正解:(3)

施工体系図は現場の見やすい場所に掲示します。「どの会社がどの工事を担当しているか」を、現場にいる誰もが確認できるようにするためです。一方、施工体制台帳は元請の事務所に備え置く書類です。「体系図=現場に掲示」「台帳=事務所に保管」と覚えましょう。

問9

仮設電源のトラブルに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)仮設電源の容量不足は施工計画の段階では防げない。
(2)仮設電源の容量不足で溶接機が使えなくなるトラブルがある。
(3)仮設分電盤の配置が遠くても延長コードで問題ない。
(4)仮設電源のトラブルは電気工事以外の工種では起きない。

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正解:(2)

仮設電源の容量が足りないと溶接機や電動工具が使えなくなり、工事が止まってしまいます。また仮設分電盤が遠すぎると延長コードだらけになって感電や発熱のリスクが高まります。これらは施工計画の段階で容量計算と配置計画をきちんとやっていれば防げるトラブルです。

問10

保安規程に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)保安規程は電気事業法に基づく届出である。
(2)保安規程は自家用電気工作物を設置する場合に届け出る。
(3)保安規程の届出先は経済産業大臣(産業保安監督部)である。
(4)保安規程は一般用電気工作物にも必ず必要である。

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正解:(4)

保安規程は自家用電気工作物(受変電設備など)を設置する場合に必要となります。一般用電気工作物(一般家庭の電気設備など)には保安規程の届出義務はありません。自家用と一般用の違いは、受電電圧や設備規模によって区分されます。

結果を振り返ろう

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は「施工計画(施工計画書・仮設計画・工事届出)をわかりやすく解説」に戻って復習しましょう。

  • 8問以上正解 → 施工計画はマスターレベル!次の分野に進みましょう
  • 5〜7問正解 → 惜しい!間違えた部分を集中的に復習しましょう
  • 4問以下 → 第1回・第2回に戻って基礎から固め直しましょう

施工計画のミニテスト 全3回完了!

次は工程管理・品質管理のミニテストに挑戦しましょう!

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