2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 電気機器・電力応用 練習問題②【無料・10問・解説付き】

2級電気工事施工管理技士 電気機器・電力応用 ミニテスト 第2回

第2回では電気加熱・照明・蓄電池を中心に10問出題します。身近な技術の仕組みがわかると一気に理解が進む分野です。「電力応用(電気加熱・電気化学・照明計算・電動力応用)をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:電気加熱・照明・蓄電池

目標時間:15分

電気機器・電力応用 ミニテスト(全10問)

問1

電気加熱の方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)抵抗加熱は、高周波磁界で金属に渦電流を発生させて加熱する方式である。
(2)誘導加熱は、ニクロム線などの抵抗体に電流を流して発熱させる方式である。
(3)アーク加熱は、放電による高温の熱を利用する方式で、数千度に達する。
(4)赤外線加熱は、電子レンジのようにマイクロ波で加熱する方式である。

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正解:(3)

アーク加熱は放電(アーク放電)の熱を利用し、数千度の高温が得られる。アーク溶接や電気炉(製鉄)が代表例。(1)は誘導加熱の説明、(2)は抵抗加熱の説明が入れ替わっている。(4)マイクロ波加熱は赤外線加熱とは別の方式。

問2

IHクッキングヒーターに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)IHは誘導加熱(Induction Heating)の略称である。
(2)高周波磁界で鍋底に渦電流を発生させて加熱する。
(3)アルミ鍋や銅鍋でも問題なく使用できる。
(4)火を使わないため、安全性が高い。

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正解:(3)

通常のIHクッキングヒーターは磁性のある金属(鉄・ステンレス)でないと渦電流が発生せず加熱できない。アルミ鍋や銅鍋は非磁性のため使用不可(オールメタル対応機種を除く)。

問3

照明の光源に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)LEDは長寿命で消費電力が少なく、瞬時に点灯する。
(2)蛍光灯は放電で紫外線を発生させ、蛍光体で可視光に変換する。
(3)HIDランプ(高輝度放電灯)には水銀灯・ナトリウム灯・メタルハライド灯がある。
(4)白熱電球は発光効率が高く、現在も主流の光源である。

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正解:(4)

白熱電球は発光効率が「低く」(約15lm/W)、電力のほとんどが熱になる。LEDの発光効率(100lm/W以上)の1/6以下。現在は生産終了が進んでいる。

問4

照明に関する用語の説明として、最も不適当なものはどれか。

(1)光束(ルーメン)は光源が出す光の総量を表す。
(2)照度(ルクス)はある面に届く光の量を表す。
(3)光度(カンデラ)は特定方向への光の強さを表す。
(4)輝度は光源までの距離を表す単位である。

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正解:(4)

輝度(cd/m²)は光源や反射面の「まぶしさ」を表す。距離を表す単位ではない。グレア(不快なまぶしさ)の評価に使われる。

問5

照度に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)照度は光源からの距離に比例する。
(2)照度は光源からの距離の2乗に反比例する。
(3)同じ光源でも設置高さを変えても照度は変わらない。
(4)照度の単位はカンデラ(cd)である。

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正解:(2)

逆2乗の法則:照度は光源からの距離の2乗に反比例する。距離が2倍になると照度は1/4に。照明器具の高さを決めるときに重要な法則。照度の単位はルクス(lx)。

問6

蓄電池に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)鉛蓄電池は充電時に水素ガスが発生するため、設置場所には換気設備が必要である。
(2)リチウムイオン電池はエネルギー密度が高く、UPS(無停電電源装置)にも採用されている。
(3)アルカリ蓄電池は過放電に弱く、取扱いに注意が必要である。
(4)鉛蓄電池はビルや工場の非常用電源として広く使われている。

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正解:(3)

アルカリ蓄電池(ニッケル水素電池など)は過放電に「強い」のが特徴。逆に鉛蓄電池は過放電に弱く、サルフェーション(硫酸鉛の結晶化)を起こして劣化する。

問7

電気分解に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)電気分解はファラデーの法則に従い、析出量は電流と時間に比例する。
(2)電気めっきは電気分解の原理を利用した技術である。
(3)電気分解では陽極に目的の金属が析出する。
(4)(1)と(2)の両方が正しい。

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正解:(4)

(1)ファラデーの法則により析出量は電流×時間に比例する。(2)電気めっきは電気分解の応用技術。ともに正しい。(3)は誤りで、目的の金属は「陰極」に析出する。

問8

ポンプの所要動力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)揚程が高いほど所要動力は大きくなる。
(2)流量が多いほど所要動力は大きくなる。
(3)ポンプの効率が高いほど所要動力は大きくなる。
(4)所要動力は P=ρgQH/η で求められる。

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正解:(3)

P=ρgQH/η の式から、効率 η が大きいほど所要動力 P は「小さく」なる。効率が高い=少ない電力で同じ仕事ができる。揚程 H と流量 Q に比例し、効率 η に反比例する。

問9

照明方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)直接照明は効率が低いが、まぶしさ(グレア)が少ない。
(2)間接照明は天井や壁に光を反射させるため、やわらかい光環境が得られる。
(3)全般照明は作業面だけを明るくする方式である。
(4)局部照明は部屋全体を均一に照らす方式である。

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正解:(2)

間接照明は天井や壁に光を反射させるため、まぶしさが少なくやわらかい光環境が得られる。(1)直接照明は効率が「高い」がグレアが出やすい。(3)と(4)は全般照明と局部照明の説明が逆。

問10

エレベーターの動力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)エレベーターの電動機容量は、かごの定員と速度から計算する。
(2)近年はインバータ制御による省エネ化が進んでいる。
(3)回生ブレーキはブレーキ時の電力を回収する技術である。
(4)高層ビルのエレベーターほど小さな動力で運転できる。

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正解:(4)

高層ビルのエレベーターほど揚程が大きく速度も速いため、「大きな」動力が必要。動力はかごの定員×速度に比例するので、高層・高速ほど大容量の電動機が求められる。

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