2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 電気理論 練習問題③【無料・10問】三相交流・計測

2級電気工事施工管理技士 電気理論 ミニテスト 第3回

第3回では三相交流・電気計測・総合問題を中心に10問出題します。三相交流のY結線・Δ結線は現場でも必須の知識。「電気理論(電磁気・直流回路・交流回路・計算問題)をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:三相交流・電気計測・総合

目標時間:15分

電気理論 ミニテスト(全10問)

問1

三相交流に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)三相交流は、位相が120°ずつずれた3つの交流を組み合わせたものである。
(2)三相交流は、単相交流と比べて同じ電力を送るのに多くの銅が必要である。
(3)三相交流は、工場やビルの動力電源として広く使われている。
(4)三相交流の電力は、√3×線間電圧×線電流×力率で求められる。

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正解:(2)

三相交流は単相交流に比べて、同じ電力を送るのに「少ない」銅で済む(約75%)。これが三相交流が送電に使われる大きな理由の一つ。

問2

三相交流のY(スター)結線に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)線間電圧は相電圧と等しい。
(2)線間電圧は相電圧の√3倍である。
(3)線電流は相電流の√3倍である。
(4)線間電圧は相電圧の2倍である。

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正解:(2)

Y結線では「線間電圧 = 相電圧 × √3」「線電流 = 相電流」。覚え方は「Yは電圧に√3」。Δ結線は逆で「線間電圧 = 相電圧」「線電流 = 相電流 × √3」。

問3

三相交流のΔ(デルタ)結線に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)線間電圧と相電圧は等しい。
(2)線電流は相電流の√3倍である。
(3)Δ結線は中性線を取り出すことができる。
(4)Δ結線からY結線への変換は計算で可能である。

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正解:(3)

中性線(中性点)を取り出せるのはY結線。Δ結線では中性点が存在しないため中性線を取り出せない。これはY結線とΔ結線の重要な違いの一つ。

問4

三相交流でY結線の相電圧が200Vの場合、線間電圧として最も近いものはどれか。

(1)100V
(2)200V
(3)346V
(4)400V

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正解:(3)

Y結線の線間電圧 = 相電圧 × √3 = 200 × 1.732 ≒ 346V。√3 ≒ 1.732 は電気工事の試験で頻出の数値なので覚えておこう。

問5

三相交流の電力に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)三相電力 P = 線間電圧 × 線電流 × 力率
(2)三相電力 P = √3 × 線間電圧 × 線電流 × 力率
(3)三相電力 P = 3 × 線間電圧 × 線電流 × 力率
(4)三相電力 P = 線間電圧² / 線電流

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正解:(2)

三相電力の公式 P = √3 × V(線間) × I(線) × cosθ。この公式はY結線・Δ結線どちらにも使える。三相電力の計算では必ず√3が出てくることを覚えよう。

問6

電気計器の種類と記号に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)可動コイル形計器は直流の測定に用いる。
(2)可動鉄片形計器は交流・直流どちらの測定にも用いることができる。
(3)誘導形計器は直流の測定に用いる。
(4)電流力計形計器は交流・直流どちらの測定にも用いることができる。

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正解:(3)

誘導形計器は交流専用。電力量計(積算電力計)が代表例で、家庭の電力メーターに使われている。直流では回転磁界が発生しないため使用できない。

問7

絶縁抵抗の測定に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)絶縁抵抗の測定にはテスター(回路計)を使用する。
(2)絶縁抵抗の測定にはメガー(絶縁抵抗計)を使用する。
(3)絶縁抵抗の測定は回路に電圧がかかった状態で行う。
(4)絶縁抵抗値は小さいほど絶縁状態が良い。

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正解:(2)

絶縁抵抗の測定にはメガー(絶縁抵抗計)を使う。測定は回路を停電した状態で行う。絶縁抵抗値は大きいほど絶縁が良好。テスターでは直流微小電圧しか出せず、絶縁抵抗は測定できない。

問8

接地抵抗の測定に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)接地抵抗の測定には接地抵抗計を使用する。
(2)測定には補助接地極が2本必要である。
(3)接地抵抗値は大きいほど安全性が高い。
(4)接地抵抗計は、被測定接地極と補助接地極を一直線上に配置して測定する。

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正解:(3)

接地抵抗値は「小さいほど」安全性が高い。接地(アース)は漏電時に電流を大地に逃がすためのもので、抵抗が小さいほどスムーズに電流が流れて安全。

問9

電力量に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)電力量の単位は W(ワット)である。
(2)電力量は電力×時間で求められる。
(3)1kWhは1,000Wの電力を1分間使用した電力量である。
(4)電力量は瞬間的な電気エネルギーの大きさを表す。

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正解:(2)

電力量 = 電力 × 時間。単位は Wh や kWh。1kWh は 1,000W を「1時間」使用した電力量。Wは電力(瞬間の大きさ)、Whは電力量(累積のエネルギー)で別物。

問10

抵抗 R=8Ω とリアクタンス X=6Ω が直列接続された回路に200Vの交流電圧を加えた場合、回路に流れる電流と消費電力の組合せとして、正しいものはどれか。

(1)電流 10A、消費電力 2,000W
(2)電流 20A、消費電力 3,200W
(3)電流 20A、消費電力 4,000W
(4)電流 10A、消費電力 800W

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正解:(2)

Z = √(8² + 6²) = √(64+36) = √100 = 10Ω。I = V/Z = 200/10 = 20A。消費電力 P = I²R = 20²×8 = 3,200W。皮相電力 VI=4,000VA ではなく、有効電力は I²R で求める点に注意。

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