2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 ガス設備・消火設備 練習問題①【無料・10問・解説付き】

2級管工事施工管理技士 ガス設備・消火設備 ミニテスト 第1回

ガス設備・消火設備は「人の命に直結する設備」。安全のためのルールが多く、試験でも頻出です。

第1回では都市ガスとLPガスの違い・ガス配管・屋内消火栓を中心に10問出題します。「ガス設備・消火設備・浄化槽をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:ガス設備・消火設備

目標時間:15分

ガス設備・消火設備 ミニテスト(全10問)

問1

都市ガスとLPガスに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)都市ガスの主成分はプロパンで、空気より重い。
(2)LPガスの主成分はメタンで、空気より軽い。
(3)都市ガスは空気より軽く、LPガスは空気より重い。
(4)都市ガスもLPガスも空気とほぼ同じ比重である。

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正解:(3)

都市ガス(主成分メタン)は空気より軽いので漏れると天井付近にたまる。LPガス(主成分プロパン・ブタン)は空気より重いので床付近にたまる。この違いがガス漏れ警報器の設置位置に直結する超重要ポイント。

問2

ガス漏れ警報器の設置位置として、最も適当なものはどれか。

(1)都市ガスの場合は床面近くに、LPガスの場合は天井近くに設置する。
(2)都市ガスの場合は天井近くに、LPガスの場合は床面近くに設置する。
(3)都市ガスもLPガスも天井近くに設置する。
(4)都市ガスもLPガスも床面近くに設置する。

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正解:(2)

ガスが漏れたとき溜まりやすい場所に警報器を設置する。都市ガスは軽いので天井近く、LPガスは重いので床面近く。「軽いガスは上、重いガスは下」と覚える。キッチンのガス漏れ警報器の位置を確認すれば、都市ガスかLPガスかわかる。

問3

ガス配管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)屋内のガス配管には、配管用炭素鋼鋼管(SGP)が広く使用される。
(2)地中埋設用のガス配管には、腐食に強いポリエチレン管(PE管)が使用される。
(3)ガス配管の施工後には気密試験を行い、漏れがないことを確認する。
(4)ガス配管には水道用の塩化ビニル管(VP管)をそのまま使用できる。

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正解:(4)

ガス配管には専用の材料を使う必要がある。水道用の塩化ビニル管はガスに対する耐性や気密性が確保されていないため使用できない。ガス配管は漏れると爆発事故に直結するため、材料も施工も厳格な基準が定められている。

問4

ガスメーターの設置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ガスメーターは検針しやすい場所に設置する。
(2)ガスメーターは火気から2m以上離す。
(3)ガスメーターの周辺に障害物を置かない。
(4)ガスメーターは密閉された場所に設置するのが安全である。

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正解:(4)

ガスメーターは換気が確保された場所に設置する。密閉された場所ではガス漏れ時にガスが滞留し危険。マンションのメーターボックスも通気口が設けられている。また災害時の緊急遮断操作がしやすい場所であることも重要。

問5

屋内消火栓設備の1号消火栓と2号消火栓に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)1号消火栓は1人で操作でき、2号消火栓は2人以上で操作する。
(2)1号消火栓の放水量は60L/min以上、2号消火栓の放水量は130L/min以上である。
(3)1号消火栓は2人以上で操作し、2号消火栓は1人で操作できる。
(4)1号消火栓も2号消火栓も操作人数に違いはない。

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正解:(3)

1号消火栓は大型でホースが太く、2人以上で操作する。放水量130L/min以上。2号消火栓は小型の保形ホースで1人でも操作可能。放水量60L/min以上。オフィスビルの廊下にある赤い箱が消火栓で、最近は1人操作できる2号消火栓が増えている。

問6

スプリンクラー設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)閉鎖型スプリンクラーは、熱で感熱体が作動したヘッドだけが個別に放水する。
(2)開放型スプリンクラーは、感知器が火災を検知すると全ヘッドが一斉に放水する。
(3)閉鎖型スプリンクラーは、事務所・病院・ホテルなどで広く使用される。
(4)閉鎖型スプリンクラーは火災時に全ヘッドが一斉に放水するため、水損が大きい。

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正解:(4)

閉鎖型スプリンクラーは火元のヘッドだけが個別に作動するため、水損(水による被害)を最小限に抑えられる。全ヘッドが一斉に放水するのは開放型。閉鎖型ヘッドにはガラスバルブ(熱で割れる)やヒュージブルリンク(熱で溶ける)が使われている。

問7

連結送水管に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)連結送水管は、建物内の人が初期消火に使用する設備である。
(2)連結送水管は、消防隊がポンプ車から送水して上階で消火活動するための設備である。
(3)連結送水管は、すべての建築物に設置が義務付けられている。
(4)連結送水管には、常時水が充填されているため加圧送水装置は不要である。

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正解:(2)

連結送水管は消防隊専用の設備。1階の送水口からポンプ車で水を送り込み、各階の放水口で消防隊が消火ホースをつないで消火活動を行う。(1)は屋内消火栓の説明。7階以上の建物や地下3階以下の建物に設置義務がある。

問8

消火器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)粉末消火器は、A火災(普通火災)・B火災(油火災)・C火災(電気火災)に対応できるものが多い。
(2)二酸化炭素消火器は、電気室やサーバールームなど水損を避けたい場所に適している。
(3)消火器は歩行距離で20m以内に設置する。
(4)消火器は火災の種類に関係なく、すべて同じものを使えばよい。

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正解:(4)

消火器は火災の種類(A:普通、B:油、C:電気)に合ったものを選ぶ必要がある。油火災に水をかけると油が飛散して火災が拡大する。電気火災に水系の消火器を使うと感電の危険がある。適切な消火器の選定は管工事の現場でも重要。

問9

LPガスのボンベの設置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)LPガスのボンベは、火気から2m以上離して設置する。
(2)LPガスのボンベは、転倒防止のためチェーン等で固定する。
(3)LPガスのボンベは、直射日光を避け、風通しの良い場所に設置する。
(4)LPガスのボンベは地下室に設置すると安全性が高まる。

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正解:(4)

LPガスは空気より重いため、地下室に設置するとガス漏れ時にガスが溜まって非常に危険。必ず地上の換気の良い場所に設置する。直射日光や高温もボンベ内の圧力上昇の原因になるため避ける。

問10

不活性ガス消火設備に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)不活性ガス消火設備は、水を使って消火するため水損が発生する。
(2)不活性ガス消火設備は、二酸化炭素や窒素などのガスを放出して酸素濃度を下げ消火する。
(3)不活性ガス消火設備は、スプリンクラーの代わりに一般の事務室に設置する。
(4)不活性ガス消火設備が作動しても、人体への影響は全くない。

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正解:(2)

不活性ガス消火設備は水を使わず、CO₂や窒素を放出して酸素濃度を下げ窒息消火する。電気室・通信機器室・美術館など水損を避けたい場所に適している。(4)酸素濃度が低下するため人体に危険があり、放出前に警報と避難確認が必要。

得点アップのコツ

  • 都市ガス(軽い→天井)とLPガス(重い→床)の違いはガス漏れ警報器の設置位置と必ずセットで出題されます
  • 1号消火栓(2人操作・130L/min)と2号消火栓(1人操作・60L/min)の数値はそのまま問われる定番問題です
  • 消火設備は「水系か非水系か」で分けると整理しやすくなります(水損を避ける場所→不活性ガス・粉末)

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