2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 ガス設備・消火設備 練習問題②【無料・10問・解説付き】

2級管工事施工管理技士 ガス設備・消火設備 ミニテスト 第2回

第2回ではガスの安全装置・消火設備の配管・消防法の基準を中心に出題します。第1回の基礎知識をベースにした応用問題です。

ガス設備・消火設備・浄化槽をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:ガス設備・消火設備(安全装置・配管)

目標時間:15分

ガス設備・消火設備 ミニテスト(全10問)

問1

ガスの安全装置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)マイコンメーターは、ガスの異常な流量を検知して自動的にガスを遮断する機能がある。
(2)ヒューズコックは、ガスホースが外れて大量のガスが流出した場合に自動的に遮断する。
(3)立ち消え安全装置は、炎が消えたときにガスの供給を自動停止する装置である。
(4)ガスの安全装置は一度設置すれば永久に有効で、点検や交換は不要である。

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正解:(4)

ガスの安全装置も経年劣化するため、定期的な点検と必要に応じた交換が必要。マイコンメーターは10年で交換、ガス漏れ警報器は5年で交換するのが一般的。安全装置があっても放置すれば劣化して機能しなくなる。

問2

ガス管の接合に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)ガス管のねじ接合では、シールテープのみで気密を確保すれば十分である。
(2)ガス管の溶接接合は、資格を持った作業者が行う必要がある。
(3)ガス管の接合後の気密試験は任意であり、省略してもよい。
(4)ガス管の接合には、排水管と同じ接着剤を使用する。

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正解:(2)

ガス管の溶接は資格を持った溶接工が行う必要がある。ガス漏れは爆発事故に直結するため、施工の品質管理は非常に厳格。(1)ねじ接合にはシールテープだけでなく液状シール材も併用するのが一般的。(3)気密試験は必須。(4)ガス管には専用のシール材を使用する。

問3

ガス配管の気密試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)気密試験は、配管内にガスまたは空気を封入して圧力低下がないか確認する試験である。
(2)気密試験は、ガスの種類や圧力に応じた試験圧力で行う。
(3)気密試験で漏れが発見された場合は、接合部を修理して再試験を行う。
(4)気密試験は配管にガスを通した後に行うのが効率的である。

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正解:(4)

気密試験は必ずガスを通す「前」に行う。漏れがある状態でガスを通すとガス漏れ事故の原因になる。試験には空気や窒素を使い、漏れがないことを確認してからガスの開栓を行う。この手順は絶対に逆にしてはいけない。

問4

屋外消火栓設備に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)屋外消火栓は、建物の外壁から1〜40m以内にホースが届くように設置する。
(2)屋外消火栓は、屋内消火栓と同じ構造で同じ場所に設置する。
(3)屋外消火栓は、1人で操作できるように設計されている。
(4)屋外消火栓は、消防隊専用の設備で一般の人は使用できない。

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正解:(1)

屋外消火栓は建物の1階・2階の火災に対応するための設備で、建物の外壁から1〜40m以内にホースが届くよう設置する。(2)屋外と屋内は構造・設置場所が異なる。(3)2人以上で操作が基本。(4)消防隊専用ではなく、訓練を受けた人が初期消火に使用できる。

問5

消火設備の配管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)屋内消火栓の配管には、消防法で定められた規格の配管材を使用する。
(2)スプリンクラーの配管には、使用圧力に耐える管材を選定する。
(3)消火配管は水が滞留するため、亜鉛めっき鋼管やステンレス鋼管など耐食性のある管材を使用する。
(4)消火設備の配管は、他の設備の配管と兼用するのが経済的である。

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正解:(4)

消火設備の配管は専用とし、他の設備と兼用してはいけない。火災時に確実に機能する必要があるため、他の設備の使用で水圧が低下したり水量が不足したりすることを防ぐ。消火設備は「いざというとき確実に動く」ことが最重要。

問6

スプリンクラーヘッドに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)閉鎖型スプリンクラーヘッドの感熱体には、ガラスバルブやヒュージブルリンクが使われる。
(2)スプリンクラーヘッドの取付け間隔は、有効散水半径を考慮して決められる。
(3)閉鎖型スプリンクラーヘッドの標準的な作動温度は72℃である。
(4)スプリンクラーヘッドの周囲に物を積み上げても、散水パターンに影響はない。

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正解:(4)

スプリンクラーヘッドの周囲に物を積み上げると、散水が遮られて消火効果が大幅に低下する。倉庫や物置でヘッドの下に大量の荷物を積むと、火災時に十分な散水ができない。ヘッドの周囲には一定の空間を確保する必要がある。

問7

ガスの燃焼に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ガスが燃焼するには、可燃性ガス・酸素(空気)・点火源の3つが必要である。
(2)ガスの爆発下限界とは、空気中のガス濃度がこの値以下では爆発しない濃度のことである。
(3)不完全燃焼が起こると、有毒な一酸化炭素(CO)が発生する。
(4)ガス機器の給排気設備が不十分でも、不完全燃焼は発生しない。

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正解:(4)

給排気が不十分だと酸素不足で不完全燃焼が発生し、一酸化炭素(CO)が発生する。CO中毒は毎年事故が報告されており、ガス機器の給排気設備は適切に施工する必要がある。特にFF式(強制給排気式)でない開放型・半密閉型の機器は要注意。

問8

消防用水に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)消防水槽は、消火活動に必要な水を貯えるための水槽である。
(2)消防水槽の水量は、建物の規模や用途に応じて定められている。
(3)屋内消火栓のポンプは、火災時に自動で起動するか、手動起動できる仕組みになっている。
(4)消防水槽は飲料水の受水槽と兼用するのが効率的で推奨されている。

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正解:(4)

消防水槽と飲料水の受水槽は原則として兼用しない。消防水槽の水は長期間使用されないため水質が劣化する恐れがあり、飲料水としての衛生基準を満たせない。消火用と飲料用は別系統で確保するのが基本。

問9

ガス機器の給排気方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)開放型ガス機器は、給気も排気も室外で行うため室内空気を汚さない。
(2)半密閉型ガス機器は、給気を室内から取り、排気を排気筒で室外に出す方式である。
(3)密閉型(FF式)ガス機器は、給気を室内から取り排気も室内に出す方式である。
(4)屋外設置型(RF式)は、給気を室内から取る方式である。

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正解:(2)

半密閉型(CF式・FE式)は燃焼用空気を室内から取り、排気を排気筒で室外に排出する。(1)開放型は室内の空気を使って燃焼し、排気も室内に出すため換気が必須。(3)FF式は給排気とも室外で行うため最も安全。(4)RF式は屋外設置なので室内の空気とは無関係。

問10

消火設備の水源に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)屋内消火栓の水源水量は、同時に使用する消火栓の数と放水時間から算出する。
(2)スプリンクラーの水源水量は、同時に開放するヘッドの数と放水時間から算出する。
(3)消火ポンプは、定期的に点検・試運転を行い、火災時に確実に作動するよう維持管理する。
(4)消火ポンプの吐出圧力は、消火栓やスプリンクラーヘッドの必要圧力と配管の摩擦損失を考慮せずに決めてよい。

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正解:(4)

消火ポンプの吐出圧力は、末端の消火栓やスプリンクラーヘッドで必要な圧力に、配管の摩擦損失と高低差を加えた値以上にする必要がある。摩擦損失を考慮しないと末端で必要な圧力が確保できず、十分な放水ができない。

得点アップのコツ

  • ガス機器の給排気方式(開放型・半密閉型・密閉型)は名前と空気の流れをセットで暗記しましょう
  • 消火設備の配管は「専用配管」が原則。兼用禁止の理由(火災時の水圧確保)まで理解すると正解しやすくなります
  • 安全装置や設備の「点検周期・交換時期」は数値で問われやすいポイントです

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