2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 ガス設備・消火設備 練習問題③【無料・10問】浄化槽・消防法

2級管工事施工管理技士 ガス設備・消火設備 ミニテスト 第3回

第3回では浄化槽・消防法の設置基準・ガス設備の総合問題を中心に出題します。第1・2回の知識をベースにした総仕上げです。

ガス設備・消火設備・浄化槽をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:ガス設備・消火設備・浄化槽(総合)

目標時間:15分

ガス設備・消火設備・浄化槽 ミニテスト(全10問)

問1

浄化槽に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)浄化槽は、下水道が整備された地域で使用する排水処理設備である。
(2)合併処理浄化槽は、し尿と生活雑排水を合わせて処理する。
(3)単独処理浄化槽は、現在でも新設が推奨されている。
(4)浄化槽は一度設置すれば保守点検は不要である。

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正解:(2)

合併処理浄化槽はトイレのし尿だけでなく、台所・浴室・洗面などの生活雑排水も合わせて処理する。(1)浄化槽は下水道が「未整備」の地域で使用する。(3)単独処理浄化槽は2001年以降原則新設禁止。(4)浄化槽法で年4回以上の保守点検と年1回の法定検査が義務付けられている。

問2

浄化槽の処理方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)嫌気ろ床接触ばっ気方式は、小型合併処理浄化槽で広く採用されている方式である。
(2)浄化槽では、微生物の働きを利用して排水中の有機物を分解する。
(3)処理水の放流先は河川や側溝であり、放流水質の基準が定められている。
(4)浄化槽の処理性能は、設置後の保守管理に関係なく常に一定である。

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正解:(4)

浄化槽の処理性能は保守管理の状態に大きく左右される。ばっ気装置の故障、汚泥の蓄積、微生物の状態悪化などで処理性能が低下する。定期的な保守点検(ブロワの動作確認、汚泥の引き抜き等)が不可欠。管理を怠ると処理水質が悪化して環境を汚染する。

問3

防火対象物と消防用設備に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)消防用設備の設置基準は、建物の用途・規模に関係なく一律に定められている。
(2)消防用設備の設計・施工は、消防設備士の資格がなくても行える。
(3)消防用設備は、消防法に基づき定期的な点検と消防署への報告が義務付けられている。
(4)消防用設備の点検は、建物の所有者が自ら行えば専門業者は不要である。

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正解:(3)

消防法に基づき、消防用設備は定期的な点検(機器点検6カ月ごと、総合点検1年ごと)と消防署への報告が義務付けられている。(1)設置基準は建物の用途・規模により異なる。(2)消防設備士の資格が必要。(4)一定規模以上の建物は消防設備士等の有資格者による点検が必要。

問4

ガス機器の設置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ガスコンロは可燃物から十分な離隔距離を確保して設置する。
(2)ガス給湯器のFE式(強制排気式)は、排気を排気筒で強制的に屋外に排出する。
(3)ガス給湯器のFF式(強制給排気式)は、給気も排気も室外で行うため最も安全性が高い。
(4)ガス機器の排気筒は、途中で下り勾配にして水分を排出しやすくする。

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正解:(4)

排気筒は上り勾配で排気が自然に屋外へ流れるように施工する。下り勾配にすると排気ガスが逆流し、室内にCO(一酸化炭素)が漏れる危険がある。排気筒の施工ミスによるCO中毒事故は実際に発生しており、勾配の方向は非常に重要。

問5

泡消火設備に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)泡消火設備は、水だけでは消火が困難な油火災に効果的である。
(2)泡消火設備は、電気室の消火に最適である。
(3)泡消火設備は、一般的なオフィスのすべての部屋に設置される。
(4)泡消火設備の泡は、水と同じ消火原理で効果を発揮する。

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正解:(1)

泡消火設備は油火災(B火災)に効果的。泡で油面を覆い、空気を遮断して窒息消火する。駐車場やボイラー室など油火災のリスクがある場所に設置する。(2)電気室には不活性ガス消火設備が適している。(4)泡消火は水の冷却効果に加え、泡の窒息効果がある。

問6

ガスの供給圧力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)都市ガスは、ガス管を通じて一定の圧力で供給される。
(2)LPガスはボンベ内で液体の状態で貯蔵され、使用時に気化して供給される。
(3)ガス機器が正常に燃焼するためには、適切なガス圧力が必要である。
(4)ガスの供給圧力は高ければ高いほど燃焼効率がよくなるため、制限はない。

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正解:(4)

ガスの供給圧力は機器ごとに適切な範囲が定められている。圧力が高すぎると不完全燃焼や機器の故障、最悪の場合ガス漏れの原因になる。ガスメーターの手前にはガバナ(圧力調整器)を設けて適切な圧力に調整している。

問7

消火活動上必要な施設に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)排煙設備は、火災時に煙を排出して避難と消火活動を支援する設備である。
(2)非常コンセント設備は、消防隊が消火活動で使用する電源として設けるものである。
(3)無線通信補助設備は、地下街やトンネルなど電波が届きにくい場所で消防隊の無線通信を補助する設備である。
(4)連結散水設備は、屋上のヘリポートに水を散布する設備である。

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正解:(4)

連結散水設備は地下街など消防隊が直接進入しにくい場所に設置し、送水口から水を送って散水ヘッドで消火する設備。屋上のヘリポートとは無関係。消防隊が地上の送水口にポンプ車を接続し、地下の散水ヘッドから放水する仕組み。

問8

浄化槽のブロワ(送風機)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ブロワは、浄化槽内の微生物に酸素を供給するために空気を送る装置である。
(2)ブロワが故障すると、微生物の活動が低下し処理性能が悪化する。
(3)ブロワは24時間連続運転が基本である。
(4)ブロワの電気代を節約するため、夜間は停止してもよい。

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正解:(4)

ブロワは24時間連続運転が原則。停止すると微生物への酸素供給が途絶え、好気性微生物が死滅して処理性能が大幅に低下する。一度微生物が死滅すると回復に時間がかかる。電気代は月数百円程度なので、節約のために停止するのは本末転倒。

問9

ガス管の腐食防止に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)地中埋設のガス管は、土壌の水分や化学成分で腐食する恐れがある。
(2)地中埋設の鋼管には、防食テープや防食塗料で外面を保護する。
(3)ポリエチレン管(PE管)は腐食に強いため、地中埋設に適している。
(4)地中埋設のガス管は金属であれば腐食の心配がないため、防食処理は不要である。

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正解:(4)

地中埋設の金属管は土壌からの腐食(電食・化学腐食)を受けるため、防食処理が必須。防食テープ巻き、防食塗料、電気防食(犠牲陽極法等)などの対策を行う。腐食によりガス管に穴が開くとガス漏れ事故に直結する。

問10

消火設備に関する総合的な記述として、最も適当なものはどれか。

(1)消火設備は、建物の引渡し後は建物所有者が自由に撤去・変更できる。
(2)消火設備の増設や変更を行う場合は、消防署に届出が必要である。
(3)消火設備は竣工時の消防検査に合格すれば、その後の定期点検は不要である。
(4)管工事施工管理技士は、消火設備の設計・施工のすべてを単独で行える。

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正解:(2)

消火設備の増設・変更・撤去は消防署への届出が必要。消防法に基づく設備なので、勝手に変更・撤去すると法令違反になる。(1)消防法上の設置義務があるものは撤去できない。(3)定期点検と報告は義務。(4)消火設備の設計・施工には消防設備士の資格も必要。

得点アップのコツ

  • 浄化槽は「合併処理が原則」「ブロワは24時間運転」「定期点検が義務」の3つの原則を押さえればOK
  • 消防設備の点検周期(機器点検6ヶ月・総合点検1年)は数値そのままで出題されます
  • 全3回30問を通して解けば、ガス設備・消火設備の選択問題で自信を持って解答できるようになります

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