2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 空調設備 練習問題②【無料・10問】換気・排煙・全熱交換器

2級管工事施工管理技士 空調設備 ミニテスト 第2回

第2回では換気設備・排煙設備・全熱交換器を中心に出題します。換気方式の種類と適用場所、排煙設備の数値基準は頻出テーマです。

空調設備②(換気設備・排煙設備・ダクト)をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:空調設備(換気・排煙・全熱交換器)

目標時間:15分

空調設備 ミニテスト(全10問)

問1

機械換気方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)第1種換気は、排気のみを機械で行い、給気は自然に行う方式である。
(2)第2種換気は、給気を機械で行い、排気は自然に行う方式で、室内は正圧になる。
(3)第3種換気は、給気と排気の両方を機械で行う方式である。
(4)第2種換気は、トイレや厨房に最も適した方式である。

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正解:(2)

第2種換気は給気を機械で行い室内が正圧になる。クリーンルームやボイラー室に適している。(1)は第3種換気の説明。(3)は第1種換気の説明。(4)トイレや厨房は臭気が漏れないよう室内を負圧にする第3種換気が適している。

問2

ボイラー室の換気方式として、最も適当なものはどれか。

(1)第1種換気
(2)第2種換気
(3)第3種換気
(4)自然換気のみで十分

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正解:(2)

ボイラーは燃焼に大量の空気(酸素)を必要とする。第2種換気で新鮮空気を強制的に送り込み、燃焼用酸素を確保する。さらに室内が正圧になるため、排気ガスが室内に逆流するのを防げる。これは試験でよく出る定番問題。

問3

全熱交換器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)全熱交換器は、排気の温度と湿度を給気に回収する省エネ装置である。
(2)全熱交換器は第1種換気と組み合わせて使用するのが基本である。
(3)全熱交換器の導入により、外気負荷を50〜70%削減できる。
(4)全熱交換器はトイレや厨房の排気にも使用するのが効果的である。

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正解:(4)

全熱交換器は排気の熱と湿気を給気に移す装置なので、トイレや厨房の臭気・油煙を含む排気に使うと、汚れた空気の成分まで給気に混ざってしまう。トイレ・厨房の排気は全熱交換器を通さず、直接屋外に排出するのが正しい。

問4

排煙設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)排煙設備は、火災時に煙を排出して避難経路の安全を確保するためのものである。
(2)自然排煙の排煙口は、天井面から80cm以内の位置に設ける。
(3)機械排煙の排煙風量は、1m²あたり1m³/min以上が必要である。
(4)自然排煙の排煙口の面積は、床面積の1/100以上必要である。

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正解:(4)

自然排煙の排煙口面積は床面積の「1/50以上」が必要。1/100では不足。排煙の数値は暗記必須:排煙口は天井から80cm以内、面積は床面積の1/50以上、機械排煙は1m²あたり1m³/min以上。

問5

防火ダンパーに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)防火ダンパーは、ダクトが防火区画を貫通する箇所に設置する。
(2)防火ダンパーは温度ヒューズが溶けると自動的に閉鎖する。
(3)一般的な排煙ダクトの防火ダンパーの温度ヒューズは280℃で作動する。
(4)防火ダンパーは、ダクト内の気流を常時調整するための装置である。

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正解:(4)

防火ダンパーは火災時の延焼防止が目的で、通常時はダクト内を開放して気流を通している。気流を常時調整するのは風量調整ダンパー(VD:ボリュームダンパー)の役割。防火ダンパーは「火事のときだけ閉まる非常用装置」。

問6

シックハウス対策の換気に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)24時間換気設備の設置は推奨事項であり、法的義務ではない。
(2)居室の換気回数は0.5回/h以上が必要とされている。
(3)24時間換気設備はホルムアルデヒド対策として設置が義務付けられたが、対象は新築住宅のみである。
(4)第3種換気ではシックハウス対策の24時間換気はできない。

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正解:(2)

建築基準法により、居室の換気回数は0.5回/h以上(1時間に室内空気の半分が入れ替わる量)が必要。(1)24時間換気は法的義務。(3)対象は新築に限らず、大規模改修時にも適用される。(4)住宅では第3種換気(排気ファン+自然給気口)で24時間換気を行うのが一般的。

問7

駐車場の換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)地下駐車場では、自動車の排気ガス(CO)を排出するために換気設備が必要である。
(2)駐車場の換気にはCO濃度を基準とした換気量の算定が必要である。
(3)地下駐車場の換気は第3種換気(排気ファン)が多く採用される。
(4)自動車の排気ガスは空気より軽いため、天井付近に排気口を設ける。

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正解:(4)

CO(一酸化炭素)は空気とほぼ同じ比重のため、特定の場所に溜まるわけではない。排気口は天井付近と床面付近の両方に設けるのが効果的。また、駐車場では第1種換気(給排気とも機械)を採用することも多い。排気ガスが「軽い」という前提が誤り。

問8

厨房の換気に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)厨房は第2種換気(機械給気・自然排気)が適している。
(2)厨房の排気フードは、調理機器の上部に設置して油煙や熱気を捕集する。
(3)厨房の排気は全熱交換器を通して熱回収するのが一般的である。
(4)厨房の換気量は、居室の換気基準(0.5回/h)と同じでよい。

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正解:(2)

厨房の排気フード(レンジフード)は調理機器の上部に設置し、油煙・蒸気・熱気を効率的に捕集する。(1)厨房は臭気・油煙が漏れないよう第3種換気(機械排気)が基本。(3)油煙を含む排気は全熱交換器を使わず直接排出する。(4)厨房は発熱量が多く換気量は居室より大幅に多い。

問9

排煙設備の設置が必要な建物として、最も適当なものはどれか。

(1)延べ面積100m²の木造平屋住宅
(2)延べ面積200m²以下で窓のある事務所
(3)延べ面積500m²を超える特殊建築物で、排煙上の無窓居室があるもの
(4)すべての建築物に排煙設備が必要

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正解:(3)

建築基準法により、延べ面積500m²を超える特殊建築物(劇場・百貨店・病院等)や排煙上の無窓居室がある建物には排煙設備が必要。小規模な住宅や窓が十分にある事務所には不要。管工事技術者は排煙ダクトの施工に関わるため、設置基準を知っておく必要がある。

問10

空気調和機(エアハンドリングユニット:AHU)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)AHUはエアフィルター、冷温水コイル、加湿器、送風機などで構成される。
(2)AHUは空気の温度・湿度・清浄度を調整して室内に供給する装置である。
(3)AHUは全空気方式のセントラル空調で使用される中核機器である。
(4)AHUは各室に1台ずつ設置して個別に運転するのが一般的である。

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正解:(4)

AHU(エアハンドリングユニット)は機械室に設置して、ダクトで複数の部屋に空気を供給する大型の空調機器。各室に1台ずつ設置するのはFCU(ファンコイルユニット)やエアコンの室内機。AHUは中央管理方式の「空調の心臓部」で、メンテナンスも機械室で一括して行える。

得点アップのコツ

  • ダクト・配管の材質と用途の組み合わせは頻出テーマ。亜鉛鉄板ダクト、スパイラルダクトなど名前と特徴をセットで覚えましょう
  • 換気設備は「第1種・第2種・第3種」の違いを図で整理しておくと迷わなくなります
  • 空調設備は覚える量が多いですが、選択問題なので得意にすれば全問正解も狙える分野です

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