2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 配管接合・機器 練習問題①【無料・10問・解説付き】

2級管工事施工管理技士 配管の接合・加工/機器・ダクト ミニテスト 第1回

配管の接合方法と機器の特徴は第一次検定の超頻出テーマ。「この管にはどの接合?」「この機器の特徴は?」と問われます。

第1回ではねじ接合・フランジ接合・溶接接合・ポンプを中心に出題します。「配管の接合・加工をわかりやすく解説」「機器・ダクト・配管付属品をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:配管の接合・加工/機器・ダクト

目標時間:15分

配管の接合・加工/機器・ダクト ミニテスト(全10問)

問1

ねじ接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ねじ接合は鋼管(SGP)に最もよく使われる接合方法である。
(2)シールテープは、おねじ部分にねじ込み方向に巻く。
(3)ねじ接合は呼び径65A以下の配管に適している。
(4)ねじ切り後の切りくず(バリ)は管内に残しても問題ない。

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正解:(4)

バリは必ず除去する。管内に残ると流体の流れを妨げ、弁やポンプの故障原因にもなる。ねじ切り後はリーマで管端の面取りを行い、切りくずを完全に除去してから接合する。

問2

フランジ接合に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)フランジ接合は取り外しが困難なため、永久接合部にのみ使用する。
(2)フランジ接合のボルトは片側から順に締め付けるのが正しい。
(3)フランジ接合のボルトは対角線の順番(クロス締め)で均等に締め付ける。
(4)フランジ接合にガスケットは不要である。

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正解:(3)

フランジのボルトは対角線順(クロス締め)で均等に締める。片側から締めるとフランジが傾き、ガスケットが均一に圧縮されず漏れの原因になる。(1)フランジ接合はバルブやポンプなど取り外しが必要な箇所に使う。(4)ガスケットは気密確保に必須。

問3

溶接接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)溶接接合は接合部の強度が高く、大口径の管や高圧配管に適している。
(2)溶接接合の代表的な方法には、アーク溶接とガス溶接がある。
(3)溶接作業には資格が必要であり、有資格者が行わなければならない。
(4)溶接接合は資格がなくても誰でも行うことができる。

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正解:(4)

溶接作業はJIS溶接技能者等の資格を持った作業者が行う必要がある。溶接の品質は接合部の強度に直結し、不良溶接は漏れや破裂の原因になる。特に高圧配管やガス配管の溶接は厳格な品質管理が求められる。

問4

差込み接合(TS接合)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)TS接合は鋼管同士を接続する方法である。
(2)TS接合は硬質ポリ塩化ビニル管(VP管)の接合に用いられ、接着剤で固定する。
(3)TS接合は接着後すぐに水圧をかけても問題ない。
(4)TS接合の接着剤は管の外面にのみ塗布する。

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正解:(2)

TS接合は塩ビ管(VP管)の接合方法で、専用の接着剤で管と継手を固定する。(1)鋼管にはねじ接合やフランジ接合を使う。(3)接着剤が硬化するまで一定時間放置する必要がある。(4)接着剤は管の外面と継手の内面の両方に塗布する。

問5

ろう付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ろう付けは、主に銅管の接合に用いられる方法である。
(2)ろう付けでは、母材を溶かさずにろう材を溶かして接合する。
(3)硬ろう付けは、ろう材の融点が450℃以上のものを使う。
(4)ろう付けは、管の肉厚に関係なくすべての銅管に適用できる唯一の接合方法である。

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正解:(4)

銅管の接合にはろう付け以外にも機械式継手(ワンタッチ継手)や圧着接合が使われる。また「唯一の方法」「すべてに適用」は言い過ぎ。ろう付けは代表的な接合方法だが、作業に熟練が必要で施工環境によっては他の方法が選ばれることもある。

問6

渦巻ポンプに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)渦巻ポンプは、羽根車の遠心力で水を送り出すポンプである。
(2)渦巻ポンプは、建築設備で最も広く使われるポンプである。
(3)渦巻ポンプは吐出し量が増えると揚程(水を持ち上げる高さ)が上がる。
(4)渦巻ポンプは空調の冷温水循環、給水、消火など幅広い用途で使われる。

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正解:(3)

渦巻ポンプは吐出し量が増えると揚程は「下がる」。ポンプの性能曲線(Q-H曲線)で、流量Qが増えると揚程Hが低下する右下がりの特性を示す。大量の水を送るときは高く持ち上げる力が弱くなるイメージ。

問7

キャビテーションに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)キャビテーションは、ポンプ内部の圧力低下で水が沸騰し気泡が発生する現象である。
(2)キャビテーションが発生すると、振動・騒音・羽根車の損傷が起こる。
(3)キャビテーションを防ぐには、ポンプの吸込み揚程を小さくする(水面に近い位置に設置する)。
(4)キャビテーションは、ポンプの吐出し側の圧力が高いときに発生しやすい。

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正解:(4)

キャビテーションはポンプの「吸込み側」の圧力が低いときに発生する。吐出し側の圧力が高いことは直接の原因ではない。吸込み配管が長すぎる、吸込み高さが大きすぎる、ストレーナーの目詰まりなどが原因。ポンプをできるだけ水面に近い位置に設置するのが基本対策。

問8

弁(バルブ)の種類に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)仕切弁(ゲートバルブ)は流量の微調整に適している。
(2)玉形弁(グローブバルブ)は全開・全閉の切替え専用で、流量調整には使えない。
(3)玉形弁(グローブバルブ)は流量調整に適しているが、圧力損失が仕切弁より大きい。
(4)ボール弁は開閉に時間がかかるが、気密性が低い。

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正解:(3)

玉形弁(グローブバルブ)は弁体の開度で流量を細かく調整できるが、流路がS字になるため圧力損失が大きい。(1)仕切弁は全開・全閉向きで微調整には不向き。(4)ボール弁は90度回転で素早く開閉でき、気密性も高い。

問9

逆止弁(チェックバルブ)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)逆止弁は、流体の逆流を防止するための弁である。
(2)スイング式逆止弁は、弁体が振り子のように動いて開閉する。
(3)リフト式逆止弁は、弁体が上下に動いて開閉する。
(4)逆止弁は流量調整の目的で使用する弁である。

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正解:(4)

逆止弁は逆流防止専用の弁で、流量調整の機能はない。流量調整には玉形弁やバタフライ弁を使う。ポンプの吐出し側に設置して、ポンプ停止時の逆流を防ぐのが代表的な用途。

問10

バタフライ弁に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)バタフライ弁は大型で重く、大口径配管には不向きである。
(2)バタフライ弁は円板状の弁体を90度回転させて開閉する、薄型で軽量な弁である。
(3)バタフライ弁は全開時の圧力損失が玉形弁より大きい。
(4)バタフライ弁は流量調整に使用できない。

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正解:(2)

バタフライ弁は円板状の弁体を管の中心軸で回転させて開閉する。薄型で軽量なため大口径配管に適している。(1)は逆で、大口径に最適。(3)全開時は弁体が流れに平行になり圧力損失は小さい。(4)弁体の角度で流量調整も可能。

得点アップのコツ

  • 配管の接合方法は「管の材質→接合方法」のペアで覚えましょう(鋼管→ねじ/溶接、塩ビ→TS、銅管→ろう付け)
  • ポンプの性能曲線(Q-H曲線)は「流量が増えると揚程が下がる」の一言で全問対応できます
  • バルブの種類は「調整向き(玉形弁)」と「開閉向き(仕切弁・ボール弁)」の2グループで整理しましょう

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