2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 配管接合・機器 練習問題③【無料・10問】水圧試験・据付

2級管工事施工管理技士 配管の接合・加工/機器・ダクト ミニテスト 第3回

第3回では配管の試験・検査、機器の据付、配管施工の総合問題を出題します。第1・2回の知識を活用した総仕上げです。

配管の接合・加工をわかりやすく解説」「機器・ダクト・配管付属品をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:配管試験・機器据付・総合

目標時間:15分

配管の接合・加工/機器・ダクト ミニテスト(全10問)

問1

配管の水圧試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)水圧試験は、配管の接合部からの漏れがないかを確認する試験である。
(2)水圧試験は、保温施工の前に行う。
(3)水圧試験の試験圧力は、最高使用圧力の1.5倍以上が一般的である。
(4)水圧試験中に漏れが発見された場合は、加圧状態のまま修理する。

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正解:(4)

加圧状態のまま修理するのは危険。必ず圧力を抜いてから漏れ箇所を修理し、再度加圧して試験する。加圧中に接合部を緩めると水が噴き出し、作業者がケガをする恐れがある。安全第一の鉄則。

問2

ポンプの据付に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ポンプの基礎はコンクリート製とし、十分な質量と強度を確保する。
(2)ポンプと配管の接続部には防振継手を設けて振動の伝達を防ぐ。
(3)ポンプの吸込み管は、ポンプに向かって上り勾配とし、空気溜まりを防ぐ。
(4)ポンプの基礎は軽量なほど振動が伝わりにくく有利である。

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正解:(4)

ポンプの基礎は重いほうが振動を吸収しやすい。基礎の質量はポンプ本体の3〜5倍以上が目安。軽い基礎では振動が建物に伝わり、騒音や構造への悪影響の原因になる。

問3

架橋ポリエチレン管の接合に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)架橋ポリエチレン管は接着剤で接合する。
(2)架橋ポリエチレン管は溶接で接合する。
(3)架橋ポリエチレン管は電気融着接合やメカニカル接合で接合する。
(4)架橋ポリエチレン管はねじ接合で接合する。

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正解:(3)

架橋ポリエチレン管は電気融着接合(EF接合)やメカニカル接合(ワンタッチ継手等)で接合する。接着剤は塩ビ管用、ねじ接合は鋼管用であり、架橋ポリエチレン管には使用しない。最近の住宅ではさや管ヘッダー工法で架橋ポリエチレン管が多用されている。

問4

ステンレス鋼管の接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ステンレス鋼管の接合には、プレス式メカニカル接合が広く用いられている。
(2)ステンレス鋼管は耐食性に優れ、給水管や給湯管として使用される。
(3)ステンレス鋼管の溶接にはTIG溶接が用いられる。
(4)ステンレス鋼管は炭素鋼管と直接接続しても、腐食の問題は生じない。

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正解:(4)

異種金属を直接接続すると電食(ガルバニック腐食)が発生する。ステンレスと炭素鋼を接続する場合は、絶縁継手(絶縁フランジやユニオン)を使って電気的に絶縁する必要がある。電食を放置すると数年で管に穴が開くこともある。

問5

配管の管内流速に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)給水管の管内流速は、一般に2.0m/s以下が望ましい。
(2)流速が速すぎるとウォーターハンマーや騒音の原因になる。
(3)流速が速すぎると管内の摩擦損失が増大し、ポンプの動力が増える。
(4)管の口径は流速に関係なく、設備の種類だけで決まる。

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正解:(4)

管の口径は必要流量と適切な流速から算出する。流量が決まっている場合、管径を大きくすると流速が下がり、小さくすると流速が上がる。流速が速すぎず遅すぎない適切な口径を選定するのが配管設計の基本。

問6

配管の吊り金具に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)吊りバンドは、横走り管を天井スラブから吊り下げて支持する金具である。
(2)Uボルトは、管をコンクリートの壁面に固定する金具である。
(3)吊り金具の取付けは、保温施工の後に行うのが効率的である。
(4)形鋼振れ止め支持は、管のたわみを支える目的のみで使用される。

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正解:(1)

吊りバンドは天井スラブに設置したアンカーから吊りボルトで横走り管を支持する金具。管工事の現場で最も多く使われる支持方法。(2)Uボルトは管を形鋼等に固定する金具。(3)保温施工の前に金具を取り付ける。(4)振れ止めは地震時の管の揺れを抑える目的もある。

問7

配管の洗浄(フラッシング)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)フラッシングは、配管内のゴミ・切りくず・錆などを洗い流す作業である。
(2)フラッシングは、配管工事完了後・機器接続前に行うのが一般的である。
(3)フラッシングでは、弁を全開にして十分な流量の水を流す。
(4)フラッシングは不要な作業であり、省略しても機器に影響はない。

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正解:(4)

フラッシングを省略すると、管内のゴミや切りくずがポンプの羽根車を傷つけたり、弁のシート面に噛み込んで漏れの原因になる。特に新築工事では切りくずやテープ片が管内に残っていることが多い。フラッシングは機器保護のために不可欠な作業。

問8

多翼送風機(シロッコファン)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)シロッコファンは軸流式送風機の一種である。
(2)シロッコファンは多数の前向き羽根を持ち、空調機や換気扇に広く使用される。
(3)シロッコファンは高い圧力を発生するが、風量は少ない。
(4)シロッコファンはターボファンに比べて効率が高い。

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正解:(2)

シロッコファン(多翼送風機)は遠心式送風機の一種で、前向きの羽根が多数ついている。小型で騒音が比較的少なく、空調機の内蔵ファンや換気扇に広く使われる。(1)軸流式ではなく遠心式。(3)大風量が得意。(4)効率はターボファンのほうが高い。

問9

冷媒配管の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)冷媒配管には銅管が主に使用される。
(2)冷媒配管の接合には、ろう付け(硬ろう付け)が用いられる。
(3)冷媒配管のろう付けでは、管内に窒素ガスを流しながら行う(窒素ブロー)。
(4)冷媒配管は湿気や異物が入っても冷凍機の性能に影響しない。

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正解:(4)

冷媒配管に湿気や異物が入ると冷凍機の性能低下や故障の原因になる。湿気は冷媒回路内で凍結し膨張弁を詰まらせる。異物はコンプレッサーを損傷する。ろう付け時の窒素ブローは管内の酸化を防ぐため。施工後は真空引きして水分を除去してから冷媒を充填する。

問10

配管の継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)エルボは管の方向を変える(曲げる)ための継手で、45度と90度がある。
(2)チーズ(ティー)は管を分岐させるためのT字型の継手である。
(3)レジューサーは管の口径を変えるための継手である。
(4)ユニオンは管を永久接合するための継手で、取り外しはできない。

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正解:(4)

ユニオンは管を取り外し可能にするための継手。ねじ込み配管の途中で、機器の交換やメンテナンスのために管を分離できるようにする。フランジと同様の「取り外し用継手」だが、小口径配管に使われる。

得点アップのコツ

  • 異種金属の接続で「電食(ガルバニック腐食)」が起きるのは超頻出。対策は「絶縁継手」の一択です
  • 管の材質→接合方法→支持金具→試験手順の施工の流れを意識すると全体像がつかめます
  • 全3回30問を通して間違えた問題は、解説記事に戻って該当箇所を読み直すのが最も効率の良い復習法です

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