2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 電気工学・建築学 練習問題①【無料・10問・解説付き】

2級管工事施工管理技士 電気工学・建築学 ミニテスト 第1回

第一次検定の電気工学・建築学は、全問必須の2問。問題数は少ないですが、確実に得点したい分野です。

第1回ではオームの法則・電力・三相交流・電動機建物の構造種別・採光・換気の基本を中心に10問出題します。「電気工学・建築学の基礎をわかりやすく解説|必須2問を確実に取る」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:電気工学・建築学

目標時間:15分

電気工学・建築学 ミニテスト(全10問)

問1

オームの法則に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)電圧が一定のとき、抵抗が大きくなると電流は大きくなる。
(2)抵抗が一定のとき、電圧を2倍にすると電流は2倍になる。
(3)電流が一定のとき、抵抗を2倍にすると電圧は半分になる。
(4)電圧が一定のとき、抵抗を半分にすると電流は半分になる。

解答を見る

正解:(2)

V=I×Rより、Rが一定でVを2倍にするとI=V/Rも2倍になる。水道にたとえると、ホースの太さ(抵抗)が同じなら水圧(電圧)を2倍にすると水の量(電流)も2倍になるイメージ。

問2

電力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)電力はP=V×I(電圧×電流)で求められる。
(2)1kWは1,000Wである。
(3)電力量は電力と時間の積で表され、単位はWh(ワット時)である。
(4)消費電力が同じなら、電圧が高いほど電流は大きくなる。

解答を見る

正解:(4)

P=V×Iより、Pが一定でVが大きくなるとI=P/Vで電流は「小さく」なる。高圧送電で電圧を上げるのは、電流を減らして送電ロスを抑えるため。家庭の100Vより工場の200Vのほうが同じ電力でも電流が半分で済む。

問3

三相交流に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)三相交流は120°ずつ位相がずれた3つの交流を組み合わせたものである。
(2)管工事の現場で使用するポンプや送風機は、一般に三相交流200Vで駆動する。
(3)三相交流は単相交流に比べて、電力の伝送効率が良い。
(4)一般家庭のコンセントで使用されるのは三相交流100Vである。

解答を見る

正解:(4)

一般家庭のコンセントは「単相交流」100V。三相交流は工場やビルの動力用(200V)として使われる。エアコンの室外機を見ると、一般家庭用は単相100V/200V、業務用は三相200Vの表記がある。

問4

三相誘導電動機に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)回転方向を逆にするには、3本の結線すべてを入れ替える必要がある。
(2)回転方向を逆にするには、3本の結線のうち任意の2本を入れ替えればよい。
(3)始動電流は定格電流とほぼ同じ大きさである。
(4)インバーターは電動機の電圧を制御して回転数を変える装置である。

解答を見る

正解:(2)

三相誘導電動機の回転方向は3本の線の位相順で決まるため、任意の2本を入れ替えれば逆転する。(1)3本すべてを入れ替えると位相順は変わらず回転方向も変わらない。(3)始動電流は定格の5〜7倍と大きい。(4)インバーターは周波数を変えて回転数を制御する装置。

問5

インバーターに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)インバーターは電源の周波数を変えることで電動機の回転数を制御する装置である。
(2)インバーター制御により、ポンプや送風機の流量を無段階に調整できる。
(3)インバーター制御は省エネルギー効果が大きい。
(4)インバーターを使用すると、電動機の始動電流が定格電流の5〜7倍に増大する。

解答を見る

正解:(4)

インバーター制御では周波数を徐々に上げて起動するため、始動電流は定格電流程度に抑えられる。5〜7倍の始動電流が発生するのはインバーターを使わない「じか入れ始動」の場合。インバーターの大きなメリットの一つが始動電流の抑制。

問6

鉄筋コンクリート造(RC造)の建物における管工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)配管貫通穴(スリーブ)はコンクリート打設後に設置するのが一般的である。
(2)コア抜きはスリーブの設置忘れがあった場合の処置として推奨される方法である。
(3)スリーブはコンクリート打設前に、型枠にあらかじめ取り付けておく。
(4)RC造の壁や梁には、自由に穴を開けて配管を通すことができる。

解答を見る

正解:(3)

スリーブはコンクリート打設前に型枠に仕込んでおくのが原則。(1)打設後では遅い。(2)コア抜きは鉄筋を切断するリスクがあるため極力避けるべき。(4)構造部材に勝手に穴を開けると建物の強度に影響する。

問7

建物の構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)RC造は鉄筋とコンクリートの長所を組み合わせた構造で、耐火性・耐久性に優れている。
(2)S造は鉄骨で骨組みを構成する構造で、大空間の建物に適している。
(3)木造は住宅に多く用いられ、給排水管は床下や壁内に配管されることが多い。
(4)S造の鉄骨梁には構造計算なしで自由に開口を設けて配管を通すことができる。

解答を見る

正解:(4)

鉄骨梁に開口を設ける場合は必ず構造計算が必要。開口の位置や大きさによっては梁の強度が不足し、建物の安全性に影響する。管工事の配管ルートは構造設計者との協議が欠かせない。

問8

建築基準法に規定される居室の採光に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)住宅の居室には、床面積の1/5以上の採光に有効な開口部が必要である。
(2)住宅の居室には、床面積の1/7以上の採光に有効な開口部が必要である。
(3)住宅の居室には、床面積の1/10以上の採光に有効な開口部が必要である。
(4)住宅の居室の採光については、特に基準は定められていない。

解答を見る

正解:(2)

建築基準法第28条により、住宅の居室には床面積の1/7以上の採光に有効な開口部が必要。10畳(約16.5m²)の部屋なら約2.4m²以上の窓が必要ということ。管工事では換気設備の設計と合わせて覚えておきたい数値。

問9

換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)シックハウス対策として、居室には24時間機械換気設備の設置が義務付けられている。
(2)居室の換気回数は0.5回/h以上が必要とされている。
(3)第1種機械換気は、給気と排気の両方を機械で行う方式である。
(4)第3種機械換気は、給気を機械で行い、排気を自然に行う方式である。

解答を見る

正解:(4)

第3種機械換気は「排気を機械、給気を自然」に行う方式。給気が機械で排気が自然なのは第2種機械換気。トイレや浴室の換気扇が第3種の代表例で、排気ファンで空気を吸い出し、ドアの隙間などから自然に給気する。

問10

電気回路に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)抵抗を直列に接続すると、合成抵抗は各抵抗の和よりも小さくなる。
(2)抵抗を並列に接続すると、合成抵抗は各抵抗のうち最も小さい値よりもさらに小さくなる。
(3)抵抗を直列に接続すると、各抵抗に流れる電流はそれぞれ異なる。
(4)抵抗を並列に接続すると、各抵抗にかかる電圧はそれぞれ異なる。

解答を見る

正解:(2)

並列接続の合成抵抗は1/R=1/R₁+1/R₂で求める。たとえば10Ωと10Ωの並列なら合成抵抗は5Ωで、どちらよりも小さくなる。配管にたとえると、2本の管を並列につなぐと水が流れやすくなる(抵抗が下がる)のと同じ。(1)直列は和になる。(3)直列では電流は同じ。(4)並列では電圧は同じ。

得点アップのコツ

  • 電気工学・建築学は必須2問。捨てられない分野なので基本公式を確実に押さえましょう
  • 電気の公式(V=IR、P=VI)は水道管のたとえで覚えると忘れにくいです
  • 建築学は管工事と直結する内容(スリーブ・換気方式)が多いので、現場をイメージしながら解くのが効果的

関連記事で復習しよう

電気工学・建築学の基礎をわかりやすく解説|必須2問を確実に取る

電気工学・建築学 ミニテスト 第2回第3回

第一次検定の出題傾向と攻略法【52問中40問選択の戦略】

電気工学・建築学の基礎を固めよう!

第2回・第3回ではさらに応用的な問題に挑戦します。

第一次検定の出題傾向と攻略法を見る

-2級管工事(第一次), ミニテスト