2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 工程管理・品質管理 練習問題①【無料・10問・解説付き】

2級電気工事施工管理技士 工程管理・品質管理 ミニテスト 第1回

第1回では工程表の種類・PDCAサイクル・QC7つ道具の基本を10問出題します。「工程管理(バーチャート・ネットワーク工程表)をわかりやすく解説」「品質管理(品質特性・QC7つ道具・検査試験)をわかりやすく解説」を参照しながら取り組みましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:工程管理・品質管理

目標時間:15分

工程管理・品質管理 ミニテスト(全10問)

問1

工程管理の目的として、最も適当なものはどれか。

(1)工事費用を最大限に使い切ること。
(2)品質を確保しながら契約工期内に工事を完成させること。
(3)作業員の残業時間を増やすこと。
(4)下請業者の数を減らすこと。

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正解:(2)

工程管理の目的は「品質を確保しながら、安全に、コストを抑えて、契約工期内に工事を完成させる」ことです。単に早く終わらせればいいわけではなく、品質・安全・コストのバランスが大切です。

問2

バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)縦軸に作業名、横軸に日数を取り、横棒で各作業の期間を表す。
(2)作成が簡単で、全体のスケジュールが一目でわかる。
(3)各作業間の依存関係やクリティカルパスが明確にわかる。
(4)ガントチャートとも呼ばれる。

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正解:(3)

バーチャート工程表のデメリットは「作業間の関連が見えにくい」「クリティカルパスがわからない」「工程短縮の検討が困難」という点です。作業間の依存関係やクリティカルパスを明確にしたい場合はネットワーク工程表を使います。

問3

ネットワーク工程表で使用する「ダミー」に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)ダミーは実線の矢印で表し、所要日数を持つ。
(2)ダミーは点線の矢印で表し、所要日数は0である。
(3)ダミーはクリティカルパス上にのみ存在する。
(4)ダミーは作業の進捗を表すものである。

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正解:(2)

ダミーは点線の矢印で表し、作業の前後関係(順序関係)だけを示します。所要日数は0で、実際の作業を表すものではありません。たとえば「AとBの両方が終わらないとCに着手できない」という関係を示すために使います。

問4

クリティカルパスに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)クリティカルパスは最短の経路である。
(2)クリティカルパス上の作業のフロートは0である。
(3)クリティカルパスは工程表の中に必ず2つ以上存在する。
(4)クリティカルパス上の作業は余裕があるため遅れても問題ない。

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正解:(2)

クリティカルパスは最長の経路であり、全体の工期を決定します。この経路上の作業のフロート(余裕日数)は0で、1日でも遅れると工期全体が延びてしまいます。だからこそ「クリティカル(重要な)パス(経路)」と呼ばれるのです。

問5

PDCAサイクルにおける「Check(検討)」の段階として、最も適当なものはどれか。

(1)工程表を作成し、各作業の所要日数を決める。
(2)計画に基づいて施工し、資材を手配する。
(3)実績と計画を比較し、進捗の遅れを確認する。
(4)遅れの対策を実施し、工程表を見直す。

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正解:(3)

PDCAサイクルのCheck(検討)は、実績と計画を比較して差異を確認する段階です。(1)はPlan、(2)はDo、(4)はActionに該当します。現場では毎週の工程会議で「計画vs実績」を確認し、遅れがあれば原因を分析します。

問6

品質管理の基本的な考え方として、最も適当なものはどれか。

(1)不良品を見つけて取り除くことが品質管理の目的である。
(2)品質が良ければコストはいくらかかっても構わない。
(3)不良品をつくらない「予防」の考え方が基本である。
(4)品質管理は完成後の検査だけで十分である。

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正解:(3)

品質管理の定義は「買い手の要求する品質を、経済的に作り出す手段の体系」です。不良品を後から除去するのではなく、最初から不良品を作らない「予防」の考え方が基本。電気工事では、配線の接続不良を後から発見するより、施工手順書通りに正しく接続する方がはるかに効率的です。

問7

パレート図に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)2つのデータの相関関係を点の分布で示す図である。
(2)不良項目を多い順に棒グラフで並べ、累積割合を折れ線で示す図である。
(3)時系列データを管理限界線で管理する図である。
(4)測定データを区間ごとに分けた棒グラフである。

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正解:(2)

パレート図は不良項目を発生件数の多い順に棒グラフで並べ、累積割合を折れ線で重ねた図です。「どの不良に対策を集中すべきか」を判断する重点管理に使います。(1)は散布図、(3)は管理図、(4)はヒストグラムの説明です。

問8

特性要因図(フィッシュボーン図)の要因分類「4M」に含まれないものはどれか。

(1)Man(人)
(2)Machine(機械)
(3)Money(金銭)
(4)Method(方法)

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正解:(3)

特性要因図の4Mは Man(人)・Machine(機械)・Material(材料)・Method(方法)の4つです。Money(金銭)は含まれません。「人・機械・材料・方法」の4つの視点から原因を洗い出すのが特性要因図の使い方です。

問9

ヒストグラムに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)測定データを区間ごとに分けて棒グラフにしたものである。
(2)データのばらつき具合や分布の形がわかる。
(3)正常な場合は釣鐘型(正規分布)になる。
(4)ヒストグラムで作業間の順序関係がわかる。

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正解:(4)

ヒストグラムはデータのばらつきや分布の形を把握するためのもので、作業間の順序関係を示す機能はありません。作業の順序関係を示すのはネットワーク工程表の役割です。ヒストグラムが二山型になっている場合は、2つの異なる条件のデータが混在している可能性があります。

問10

電気工事の品質特性である「絶縁抵抗」の測定に使用する計器として、最も適当なものはどれか。

(1)回路計(テスター)
(2)絶縁抵抗計(メガー)
(3)接地抵抗計
(4)電力計

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正解:(2)

絶縁抵抗の測定には絶縁抵抗計(メガー)を使います。メガーは高電圧(500Vや1000V)を印加して、電路の絶縁状態を数値で確認する計器です。竣工検査では全回路の絶縁抵抗を測定し、基準値(対地電圧150V以下なら0.1MΩ以上)を満たしているか確認します。

結果を振り返ろう

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は解説記事に戻って復習しましょう。

  • 8問以上正解 → 工程管理・品質管理の基本はバッチリ!
  • 5〜7問正解 → もう少し!QC7つ道具の使い分けを重点復習
  • 4問以下 → 解説記事をもう一度読んでから再チャレンジ

次のステップ

第2回ではネットワーク工程表の計算問題と品質管理の応用に挑戦!

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