2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 工程管理・品質管理 練習問題③【無料・10問】総合問題

2級電気工事施工管理技士 工程管理・品質管理 ミニテスト 第3回

第3回では工程管理・品質管理の総合問題を10問出題します。第1回・第2回の復習を兼ねた横断的な出題です。「工程管理(バーチャート・ネットワーク工程表)をわかりやすく解説」「品質管理(品質特性・QC7つ道具・検査試験)をわかりやすく解説」を参照しながら取り組みましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:工程管理・品質管理 総合

目標時間:15分

工程管理・品質管理 ミニテスト(全10問)

問1

ネットワーク工程表のアクティビティ(作業)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)アクティビティは丸(○)で表す。
(2)アクティビティは矢印(→)で表し、矢印の上に作業名、下に所要日数を書く。
(3)アクティビティは点線の矢印で表す。
(4)アクティビティはイベントと同じ意味である。

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正解:(2)

アクティビティ(作業)は実線の矢印(→)で表し、矢印の上に作業名、下に所要日数を記入します。丸(○)はイベント(結合点)、点線の矢印はダミーです。アクティビティとイベントは別の概念なので混同しないようにしましょう。

問2

最遅完了時刻(LF)を求める際、複数の経路が分岐する結合点ではどのように決定するか。

(1)分岐する経路の値のうち、大きい方を採用する。
(2)分岐する経路の値のうち、小さい方を採用する。
(3)分岐する経路の値の合計を採用する。
(4)分岐する経路の値の平均を採用する。

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正解:(2)

最遅完了時刻(LF)はゴールから逆算して求めます。分岐する結合点では小さい方(早い方)を採用します。「最も余裕のない方に合わせる」と考えるとわかりやすいです。最早開始時刻(ES)は合流点で大きい方を採用するので、逆のルールと覚えましょう。

問3

チェックシートに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)チェックシートは2つのデータの相関関係を示す図である。
(2)チェックシートは原因と結果の関係を魚の骨の形で示す図である。
(3)チェックシートはデータを簡単に記録・集計するための表である。
(4)チェックシートは測定データを区間ごとに分けた棒グラフである。

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正解:(3)

チェックシートはデータを「〇/×」や「正」の字で記録・集計するためのシンプルな表です。検査結果の記録や不良位置の図面へのマーキングなど、現場ですぐに使える実用的なツールです。(1)は散布図、(2)は特性要因図、(4)はヒストグラムです。

問4

品質管理におけるPDCAサイクルの「Action(改善)」の段階として、最も適当なものはどれか。

(1)品質管理計画を立てる。
(2)計画に基づいて施工する。
(3)検査・測定を行い基準値を確認する。
(4)基準値を満たさない場合は原因を究明して対策を実施する。

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正解:(4)

Action(改善)は、Check(検討)で見つかった問題の原因を究明し、再発防止の対策を実施する段階です。たとえば絶縁抵抗が基準値を下回った場合、原因(ケーブルの損傷、接続不良など)を調べて修復し、同じ問題が起きないよう手順を見直します。

問5

工程短縮の方法として、最も不適当なものはどれか。

(1)クリティカルパス上の作業に人員や機械を増やす。
(2)作業の順序を見直して並行作業を増やす。
(3)フロートの大きい作業の人員を減らしてクリティカルパスの作業に回す。
(4)フロートの大きい作業を優先的に短縮する。

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正解:(4)

工程短縮はクリティカルパス上の作業を短縮しなければ効果がありません。フロートが大きい作業はすでに余裕があるため、いくら短縮しても全体の工期は変わりません。フロートの大きい作業から人員を引き抜いてクリティカルパスに回すのは有効な手段です。

問6

ヒストグラムが二山型になっている場合の原因として、最も適当なものはどれか。

(1)データ数が少なすぎる。
(2)2つの異なる条件のデータが混在している。
(3)測定器が故障している。
(4)データが正規分布に従っている。

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正解:(2)

ヒストグラムが二山型になる典型的な原因は、2つの異なる条件(例:A班とB班、午前と午後、異なるロットの材料)のデータが混在していることです。こうした場合は「層別」を行い、条件ごとにデータを分離して分析すると原因が見えてきます。

問7

電気工事における竣工検査の項目として、最も不適当なものはどれか。

(1)絶縁抵抗測定
(2)接地抵抗測定
(3)コンクリートの圧縮強度試験
(4)回路の導通試験

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正解:(3)

コンクリートの圧縮強度試験は建築工事・土木工事の品質管理項目であり、電気工事の竣工検査項目ではありません。電気工事の竣工検査では絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験・耐電圧試験・保護装置の動作確認などを行います。

問8

バーチャート工程表とネットワーク工程表の比較として、最も適当なものはどれか。

(1)バーチャート工程表はクリティカルパスの把握に優れている。
(2)ネットワーク工程表は作成が簡単で全体スケジュールの把握に優れている。
(3)ネットワーク工程表は作業間の依存関係の把握に優れている。
(4)バーチャート工程表とネットワーク工程表は同じ特徴を持つ。

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正解:(3)

ネットワーク工程表の最大の特徴は作業間の依存関係(順序関係)とクリティカルパスが明確にわかることです。一方、バーチャート工程表は作成が簡単で全体スケジュールの把握に優れています。実務ではバーチャートで全体を管理しつつ、重要な部分をネットワーク工程表で詳細管理するのが一般的です。

問9

管理図において、データが管理限界線の中にあるが「一方向に7点以上連続して上がっている」場合の判断として、最も適当なものはどれか。

(1)管理限界線の中にあるので問題なし。
(2)トレンド(傾向)が見られるため、異常の前兆として注意が必要。
(3)すぐに作業を中止して全数検査を行う。
(4)管理図の作成方法に問題があるので作り直す。

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正解:(2)

管理限界線の中にあっても、データが一方向に連続して変動する「トレンド」は異常の前兆です。7点以上連続して同じ方向に動いている場合は、工具の摩耗・材料の変化など何らかの原因が潜んでいる可能性が高いため、原因を調査して対策を講じるべきです。

問10

品質管理と工程管理の関係に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)工程を短縮すれば品質は必ず向上する。
(2)品質管理を徹底すると工程は必ず遅れる。
(3)品質管理と工程管理はバランスをとって進めることが重要である。
(4)品質管理と工程管理は全く無関係である。

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正解:(3)

品質管理と工程管理は密接に関係しています。工期を急ぐあまり品質を犠牲にすると手直し工事が発生し、かえって遅れる。逆に品質にこだわりすぎると工期が延びてコストが増える。両者のバランスをとりながら進めることが施工管理の腕の見せどころです。

結果を振り返ろう

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は解説記事に戻って復習しましょう。

  • 8問以上正解 → 工程管理・品質管理はマスターレベル!
  • 5〜7問正解 → 間違えた分野を集中復習しましょう
  • 4問以下 → 第1回・第2回から復習して基礎を固めましょう

工程管理・品質管理 ミニテスト 全3回完了!

次は安全管理のミニテストに挑戦しましょう!

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