1級土木施工管理技士の合格率(30秒で押さえる)
- 第一次検定:合格率は例年50〜60%前後 — 2級より難易度は上がるが十分合格可能
- 第二次検定:合格率は例年25〜35%前後 — 記述式のため実力差が出やすい
- 最終合格率(両方一発合格):概算15〜20%程度
- 2021年の制度改正以降、第一次検定の受験者数が増加傾向
年度別合格率の推移
第一次検定(旧・学科試験)
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 約26,000人 | 約13,500人 | 約52% |
| 2023年度 | 約25,000人 | 約12,500人 | 約50% |
| 2022年度 | 約27,000人 | 約14,700人 | 約55% |
| 2021年度 | 約33,000人 | 約20,000人 | 約61% |
| 2020年度 | 約29,000人 | 約17,800人 | 約60% |
※受験者数・合格者数は概数です。正確な数値は全国建設研修センターの公式発表をご確認ください。
第二次検定(旧・実地試験)
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 約25,000人 | 約8,500人 | 約34% |
| 2023年度 | 約24,000人 | 約7,900人 | 約33% |
| 2022年度 | 約24,000人 | 約6,900人 | 約29% |
| 2021年度 | 約27,000人 | 約10,000人 | 約37% |
| 2020年度 | 約25,000人 | 約7,500人 | 約31% |
※受験者数・合格者数は概数です。正確な数値は全国建設研修センターの公式発表をご確認ください。
合格率から見る難易度分析
第一次検定:合格率50〜60%
- 2級の第一次検定(合格率50〜70%)と比較して、やや難化する傾向
- 2021年度は制度改正初年度で受験者増+高合格率(61%)だった
- 専門土木の範囲が2級より広がり、選択問題の戦略が重要
- 過去問の反復学習が最も効果的 — 出題パターンは毎年類似
第二次検定:合格率25〜35%
- 記述式のため、暗記だけでは対応できない。文章力と論述力が必要
- 施工経験記述が最大の関門 — 自分の経験を具体的な数値入りで論述できるか
- 品質管理・安全管理・工程管理の3テーマのうち1つが出題 — 全テーマの準備が必要
- 2級の第二次検定(合格率35〜45%)より合格率が低く、1級ならではの深い知識が問われる
2級土木との難易度比較
| 比較項目 | 2級土木 | 1級土木 |
|---|---|---|
| 第一次 合格率 | 50〜70% | 50〜60% |
| 第二次 合格率 | 35〜45% | 25〜35% |
| 出題範囲 | 基本的な土木知識 | 専門土木が細分化・応用問題あり |
| 学習時間の目安 | 200〜400時間 | 300〜500時間 |
| 難易度評価 | 普通 | やや難しい |
合格するためのポイント
合格者が実践した勉強法
- 過去問を5年分×3周 — 出題パターンを体に覚え込ませる
- 専門土木は得意分野で稼ぐ — 選択制を活用。全分野をまんべんなくやるより得意分野を完璧に
- 経験記述は3パターン用意 — 品質管理・安全管理・工程管理を事前に作文して暗記
- 施工管理法の数値を暗記 — コンクリートの品質基準、安全管理の基準値は頻出
- 第二次は添削を受ける — 記述式は自分では採点が難しい。第三者の目で文章力を確認
まとめ
この記事のポイント
- 第一次検定の合格率は50〜60% — 計画的に学習すれば十分合格可能
- 第二次検定の合格率は25〜35% — 記述力の差が合否を分ける
- 2級より合格率は低いが、学習時間を確保すれば独学でも合格可能
- 最終合格率は15〜20%程度 — 2回に分けて受験する戦略も有効
- 施工経験記述の準備が合格への最短ルート