2級建築施工管理技士 用語の説明・留意事項ミニテスト 第2回
結論から言います。第2回は仕上げ工事の頻出用語を出題します。防水・タイル・塗装・内装など、建物の見た目と機能を左右する仕上げ工事の用語は、試験でも多く出題されます。
第1回(躯体工事)と合わせて練習し、「用語の説明・留意事項の対策」を参考にしてください。
テスト情報
形式:記述式(模範解答付き)
問題数:5問(各用語について①説明 ②留意事項)
出題範囲:仕上げ工事(防水・タイル・塗装・内装・建具)
目標時間:20分
第2回のポイント — 仕上げ工事の用語
第2回は仕上げ工事の頻出用語を出題。プライマー・セルフレベリング材・タイル張り工法など、第一次検定でも問われる知識です。
- 仕上げ工事の用語は「施工条件(温度・湿度)」の数値がよく出る
- プライマー・セルフレベリング:5℃以下は施工不可が共通ルール
- 第1回の躯体用語と合わせて計10用語を記述できるようにしておく
問題
【第1問】プライマー
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
プライマー
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①説明:防水層やシーリング材と下地コンクリートとの接着性を高めるために塗布する下塗り材。防水工事やシーリング工事で、本施工の前に下地に塗布する。
②留意事項:下地は十分に乾燥・清掃してから塗布する。塗布量は材料メーカーの規定量を遵守し、塗りムラが生じないようにする。プライマー塗布後は規定のオープンタイム(乾燥時間)を確保してから次工程に入る。降雨時や気温5℃以下では施工しない。
【第2問】セルフレベリング材
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
セルフレベリング材
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①説明:流動性が高く、床面に流し込むと自然に水平面を形成する床仕上げ用の材料。下地のレベル調整(不陸調整)に使用され、手作業のモルタル均しよりも精度の高い水平面が得られる。
②留意事項:施工中は窓を閉めて通風を防ぐ。通風があると表面が波打ち、水平精度が低下する。施工前に下地の吸水調整剤を塗布して下地の吸水を均一にする。施工厚さは一般に10〜30mm程度とし、厚すぎるとひび割れの原因になる。気温5℃以下では施工しない。
【第3問】改良圧着張り
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
改良圧着張り
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①説明:タイル張り工法の一つで、下地面とタイル裏面の両方に張付けモルタルを塗布してタイルを張る方法。通常の圧着張り(下地面のみにモルタル)より接着力が高く、外壁の大型タイルの剥落防止に有効である。
②留意事項:張付けモルタルの塗り厚は下地面・タイル裏面ともに均一に管理する。1回の塗付け面積は2㎡以内とし、モルタルが硬化する前にタイルを張り付ける。施工後は打診検査で全面の浮きを確認し、浮き部はエポキシ樹脂注入で補修する。引張接着力試験で0.4N/mm²以上を確認する。
【第4問】吹付け塗装
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
吹付け塗装
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①説明:スプレーガンを用いて塗料を霧状に吹き付けて塗装する方法。広い面積を均一に短時間で塗装でき、模様付け(リシン吹付け、吹付けタイルなど)にも用いられる。
②留意事項:気温5℃以下、湿度85%以上の場合は施工しない。降雨・強風時も施工を避ける。吹付け距離は30〜40cm程度を保ち、均一な膜厚になるよう一定速度で移動する。周辺への塗料飛散を防止するため、養生シートで十分に養生する。各塗り間の乾燥時間を十分にとる。
【第5問】ビニル床シート張り
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
ビニル床シート張り
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①説明:塩化ビニル系の床シートを接着剤で下地に張り付ける床仕上げ工法。病院・学校・事務所などの床に広く使用され、耐水性・清掃性に優れる。
②留意事項:下地コンクリートの含水率を高周波水分計で確認し、十分に乾燥した状態で施工する。接着剤はくし目ごてで均一に塗布し、オープンタイムを守って張り付ける。シートのジョイント部は溶接または溶着で処理し、隙間からの水の浸入を防止する。気温10℃以上の環境で施工する。
次のミニテストに挑戦
用語の説明・留意事項ミニテストは全3回です。
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