2級土木(第一次) ミニテスト

2級土木施工管理技士 コンクリート工 練習問題②【無料・10問・解説付き】

2級土木施工管理技士の「コンクリート工」分野から10問出題します(第2回)。養生方法・暑中寒中コンクリート・ひび割れ対策・品質管理試験を中心に、第一次検定で頻出のポイントを確認しましょう。

1問ずつ「解答を見る」で正解と解説を確認できます。7問以上正解を目指しましょう!


コンクリート工 ミニテスト 第2回

問1

普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの湿潤養生期間の目安として、最も適当なものはどれか。

(1)1日以上
(2)3日以上
(3)5日以上
(4)10日以上

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正解:(3)5日以上
普通ポルトランドセメントの湿潤養生期間は5日以上が目安です。早強セメントなら3日以上、混合セメント(高炉B種など)なら7日以上です。セメントの種類ごとの養生期間は超頻出なので、数字をセットで覚えましょう。

問2

寒中コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)日平均気温が4℃以下になることが予想されるときに適用する。
(2)養生中はコンクリート温度を5℃以上に保つ必要がある。
(3)練混ぜ水を加温する場合は、水温を80℃以上にしてセメントと直接混ぜるとよい。
(4)初期凍害を受けると、コンクリートの強度は永久に回復しない。

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正解:(3)
練混ぜ水を加温する場合は40℃以下とし、セメントに直接熱湯をかけてはいけません。高温の水がセメントに直接触れると急激な水和反応(フラッシュセット)が起こり、品質に悪影響を及ぼします。(1)(2)(4)はすべて正しい記述です。

問3

暑中コンクリートに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)日平均気温が15℃を超える場合に適用する。
(2)打込み時のコンクリート温度は35℃以下とする。
(3)暑中コンクリートでは練混ぜから打込み終了までの時間制限はない。
(4)直射日光に当てたほうが強度発現が早まるので養生には有利である。

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正解:(2)
暑中コンクリートは日平均気温が25℃を超える場合に適用し、打込み時のコンクリート温度は35℃以下に保ちます。高温下ではスランプの低下や急速な水分蒸発が起こるため、運搬・打込みを短時間で行い、直射日光を避けて速やかに湿潤養生を開始することが重要です。

問4

コンクリートのひび割れの原因と対策の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

(1)乾燥収縮 ―― 単位水量を少なくする
(2)水和熱 ―― 低熱ポルトランドセメントを使用する
(3)初期凍害 ―― 保温養生を徹底する
(4)アルカリシリカ反応 ―― 単位水量を多くする

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正解:(4)
アルカリシリカ反応(ASR)の対策は無害と判定された骨材を使用する、または高炉セメントB種を使用することです。単位水量を多くしてもASRの防止にはなりません。むしろ単位水量が多いと乾燥収縮ひび割れのリスクが高まります。

問5

寒中コンクリートにおいて、初期凍害を防ぐために養生を続ける目安として、コンクリートの圧縮強度が少なくとも何N/mm²以上になるまで保温が必要か。

(1)1N/mm²
(2)3N/mm²
(3)5N/mm²
(4)10N/mm²

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正解:(3)5N/mm²
寒中コンクリートでは、初期凍害を防ぐために圧縮強度が5N/mm²以上になるまで保温養生を継続します。5N/mm²に達すれば、コンクリート中の水分が凍結しても組織が壊れにくくなります。この数値は試験で非常によく出題されます。

問6

コンクリートの圧縮強度試験に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)供試体は直径10cm×高さ10cmの立方体を使用する。
(2)供試体の養生期間(材齢)は7日を標準とする。
(3)供試体は直径15cm×高さ30cmの円柱形を標準とし、材齢28日で試験する。
(4)圧縮強度試験は現場の構造物に直接載荷して行う。

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正解:(3)
コンクリートの圧縮強度試験は、直径15cm×高さ30cmの円柱形供試体を作成し、材齢28日で試験するのが標準です。供試体は現場打設時にコンクリートを採取して型枠に詰め、標準養生(20±3℃の水中養生)を行って試験します。

問7

レディーミクストコンクリートの受入検査で確認する項目として、最も関係のないものはどれか。

(1)スランプ
(2)空気量
(3)塩化物含有量
(4)骨材のふるい分け試験結果

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正解:(4)
レディーミクストコンクリートの受入検査では、スランプ・空気量・塩化物含有量・コンクリート温度などを確認します。骨材のふるい分け試験は生コン工場(プラント)側の品質管理項目であり、現場の受入検査で行うものではありません。

問8

コールドジョイントに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)先に打ち込んだコンクリートが固まり始めた後に次のコンクリートを打ち重ねると発生する。
(2)コールドジョイントが発生すると、その部分は一体化せず強度や水密性が低下する。
(3)防止策として、許容打重ね時間間隔内に上層のコンクリートを打ち込む。
(4)コールドジョイントは養生期間を長くすれば自然に消える。

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正解:(4)
コールドジョイントは一度発生すると養生をしても消えません。先に打設したコンクリートが硬化し始めた後に次のコンクリートを打ち重ねると、新旧のコンクリートが一体化せず不連続面ができてしまいます。防止するには、打重ね時間間隔(外気温25℃以上で2.0時間以内、25℃未満で2.5時間以内が目安)を守ることが大切です。

問9

ブリーディングに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)ブリーディングとは、打設後にコンクリート中の余剰水が表面に浮き上がる現象である。
(2)ブリーディングが多いほどコンクリートの品質は向上する。
(3)ブリーディングは単位水量を多くすることで抑制できる。
(4)ブリーディングが終了する前にコンクリート表面を仕上げるのがよい。

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正解:(1)
ブリーディングとは、打設後にコンクリート中のセメントや骨材が沈降し、余剰水が表面に浮き上がる現象です。ブリーディングが多いとコンクリート上面が弱くなり、鉄筋下面に水分が溜まって付着力が低下します。仕上げはブリーディングが終了してから行うのが原則です。

問10

スランプ試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)スランプ試験は、生コンクリートの軟らかさ(コンシステンシー)を調べる試験である。
(2)スランプコーンにコンクリートを3層に分けて詰め、各層25回突く。
(3)スランプの値が大きいほど、コンクリートは硬い(軟らかくない)ことを示す。
(4)スランプの許容差は、指定スランプが8cm以上18cm以下のとき±2.5cmである。

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正解:(3)
スランプの値が大きいほどコンクリートは軟らかいことを示します。スランプ試験ではコンクリートを詰めたスランプコーンを引き上げたときの沈下量を測定します。たくさん沈む(スランプが大きい)=軟らかい、あまり沈まない(スランプが小さい)=硬い、です。許容差は8〜18cmで±2.5cmです。


結果の目安

正解数 評価
9〜10問 素晴らしい!コンクリート工は得点源です
7〜8問 合格ライン。間違えた問題を復習しましょう
4〜6問 解説記事を読み直して再チャレンジ!
0〜3問 まずは基礎固め。解説記事でじっくり学習を

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コンクリート工の基礎をしっかり固めたい方は、解説記事も合わせてチェックしましょう。

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