2級管工事(第一次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 施工要領図 練習問題③【無料・10問・解説付き】

2級管工事施工管理技士 施工要領図 ミニテスト 第3回

施工要領図ミニテスト最終回です。第3回では施工要領図の不適切パターン・記号の総合問題・図面判読の応用を中心に出題します。

施工要領図と配管図の読み方をわかりやすく解説|JIS記号一覧」で基本を確認してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:施工要領図・配管図・JIS記号(総合)

目標時間:15分

施工要領図 ミニテスト(全10問)

問1

施工要領図において、排水横管の勾配に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)排水横管は水平に敷設するのが原則である
(2)排水横管は逆勾配(上り勾配)でもよい
(3)排水横管は排水の流れる方向に下り勾配をつける
(4)排水横管の勾配は管径に関係なく一定である

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正解:(3)

排水横管は排水が自然に流れるように下り勾配をつける。管径によって最小勾配が異なり、管径が大きいほど勾配は緩くできる(65A以下:1/50以上、75A〜150A:1/100以上など)。逆勾配や水平では排水が滞留し、詰まりの原因になる。

問2

グローブ弁(玉形弁)のJIS配管記号に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)ゲート弁と同じ蝶ネクタイ型の記号で区別できない
(2)蝶ネクタイ型に黒丸を追加した形である
(3)蝶ネクタイ型に横線を追加した形である
(4)円の中に斜め線を入れた形である

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正解:(3)

グローブ弁はゲート弁の記号(蝶ネクタイ型)に横線を追加した形。グローブ弁は流路がS字型で流量調整ができるが、圧力損失が大きい。(2)はボール弁、(4)はバタフライ弁の記号。

問3

施工要領図において、伸縮管継手(エキスパンションジョイント)の設置に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)伸縮管継手は配管の美観を向上させるために設置する
(2)伸縮管継手は温度変化による配管の伸縮を吸収するために設置する
(3)伸縮管継手は配管の流量を調整するために設置する
(4)伸縮管継手はすべての直管部に1m間隔で設置する

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正解:(2)

伸縮管継手は温度変化による配管の膨張・収縮を吸収するために設置する。特に直管が長い場合や温水配管では温度変化が大きく、伸縮を吸収しないと配管や支持金物に過大な力がかかり、変形や破損の原因になる。

問4

膨張タンクのJIS配管記号の特徴として、最も適当なものはどれか。

(1)円に三角形を組み合わせた形
(2)菱形の記号
(3)逆三角形のタンク形状
(4)蝶ネクタイ型の記号

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正解:(3)

膨張タンクは逆三角形のタンク形状の記号。膨張タンクは温水暖房や冷温水配管で、水の温度変化による体積変化を吸収する装置。(1)はポンプ、(2)はストレーナーの記号。

問5

施工要領図で、給水管の分岐方法として不適切なものはどれか。

(1)給水横主管の上方から分岐した
(2)給水横主管の下方から分岐した
(3)チーズを使ってT字に分岐した
(4)分岐部に止水弁を設置した

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正解:(2)

給水横主管からの分岐は上方または側方から取り出すのが基本。下方から分岐すると、管内のスケール(水垢)やサビが分岐管に流入しやすく、水質悪化や詰まりの原因になる。施工要領図の問題で「下方分岐」は典型的な不適切パターン。

問6

次の弁のうち、流量の微調整に最も適しているものはどれか。

(1)ゲート弁(仕切弁)
(2)グローブ弁(玉形弁)
(3)ボール弁
(4)逆止弁(チェックバルブ)

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正解:(2)

グローブ弁(玉形弁)は弁体の開度を細かく調整できるため、流量の微調整に最も適している。ゲート弁は全開・全閉向き、ボール弁は素早い開閉向き、逆止弁は逆流防止専用で流量調整機能はない。

問7

施工要領図において、配管の支持に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)横走り管の支持間隔は、管径や材質に応じて定められている
(2)立て管は各階1か所以上で支持金物により固定する
(3)銅管は鋼管より軽いので、支持金物は不要である
(4)配管の支持は、管のたわみや振動を防止する目的がある

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正解:(3)

銅管であっても支持金物は必要。材質が軽くても、配管のたわみ・振動防止・地震対策のために適切な間隔で支持しなければならない。むしろ銅管は鋼管より柔らかく変形しやすいため、適切な支持がなければたわみやすい。

問8

施工要領図において、冷温水配管の保温に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)冷水管に保温を施すのは、結露防止のためである
(2)温水管に保温を施すのは、熱損失を低減するためである
(3)弁類やフランジ部分は保温を省略してもよい
(4)保温材の継ぎ目には隙間ができないように施工する

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正解:(3)

弁類やフランジ部分も保温を施す必要がある。保温を省略すると、その部分から結露が発生したり熱が逃げたりする。ただし、メンテナンス時に取り外せるように着脱式の保温カバーを使用することが多い。

問9

JIS配管記号の弁の記号に関する組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)ゲート弁=蝶ネクタイ型、グローブ弁=蝶ネクタイ型+黒丸
(2)ゲート弁=蝶ネクタイ型、ボール弁=蝶ネクタイ型+横線
(3)ゲート弁=蝶ネクタイ型、グローブ弁=蝶ネクタイ型+横線、ボール弁=蝶ネクタイ型+黒丸
(4)ゲート弁=円の中に斜め線、バタフライ弁=蝶ネクタイ型

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正解:(3)

正しい組み合わせは「ゲート弁=蝶ネクタイ型」「グローブ弁=蝶ネクタイ型+横線」「ボール弁=蝶ネクタイ型+黒丸」。これに「バタフライ弁=円の中に斜め線」「逆止弁=三角形+縦線」を加えた5種類が試験頻出。

問10

施工要領図において、ウォーターハンマー(水撃作用)の防止対策として、最も適当なものはどれか。

(1)配管の口径を小さくする
(2)管内流速を速くする
(3)エアチャンバーや水撃防止器を設置する
(4)逆止弁をすべて撤去する

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正解:(3)

ウォーターハンマーは弁の急閉止などで管内の水流が急に止められ、衝撃波が発生する現象。エアチャンバーや水撃防止器を設置して衝撃を吸収するのが基本対策。管内流速を遅くする(2m/s以下)ことも有効。口径を小さくしたり流速を速くすると逆効果。

採点と復習のポイント

正解数 評価
9〜10問 合格レベル!施工要領図マスター
7〜8問 あと一歩。間違えた問題を復習
6問以下 第1回・第2回から復習しよう

3回分の総まとめ

施工要領図の問題は「基本ルールを知っていれば解ける」のが特徴です。弁の記号5種類、接合方法3種類、設計図書の優先順位、排水管の勾配、通気管の接続位置——これらを確実に押さえれば得点源になります。

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