2級管工事(第二次) ミニテスト

2級管工事施工管理技士 法規(労安法)練習問題③【無料・記述式5問】

2級管工事施工管理技士 法規(労安法)ミニテスト 第3回

第3回は建設業法(主任技術者・施工体制台帳)労安法の穴埋め総合問題を出題します。法規の記述問題は幅広い条文から出題されるため、総仕上げとして本テストに取り組んでみてください。基礎知識の確認は法規(労働安全衛生法)の記述対策|第二次検定③をご覧ください。

テスト情報

形式:穴埋め・記述式(模範解答付き)

問題数:5問

分野:法規(労働安全衛生法・建設業法)

目標時間:20分

記述のポイント(おさらい)

  • 条文のキーワードを正確に書く(「2m以上」「18%以上」等の数値が重要)
  • 理由は「〜のため」「〜の原因になる」と因果関係を明確にする
  • 「適切に」「十分に」等の抽象表現は避け、具体的な数値・固有名詞を入れる

法規(労安法)ミニテスト(全5問)

問1:主任技術者の配置義務

建設業法第26条では、建設業者は請け負った建設工事を施工するときは、工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる者として( ① )を置かなければならないと定めている。また、発注者から直接請け負った工事で、下請契約の総額が( ② )万円以上となる場合、①に代えて( ③ )を置かなければならない。①〜③に入る語句・数値を答えよ。

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主任技術者 ② 4,500 ③ 監理技術者

建設業法第26条に基づく規定です。下請総額4,500万円以上(建築一式工事の場合は7,000万円以上)の元請工事では、特定建設業の許可を受けた上で監理技術者を配置しなければなりません。2級管工事施工管理技士の資格を取得すると主任技術者になることができます。

問2:施工体制台帳の作成義務

建設業法第24条の8では、特定建設業者が発注者から直接請け負った建設工事において、下請契約の総額が一定金額以上となる場合、施工体制台帳を作成しなければならないと定めている。施工体制台帳に記載しなければならない事項を3つ挙げよ。

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【以下から3つ】

・建設工事の名称、内容及び工期

・発注者との契約内容(請負代金の額等)

・下請負人の商号・名称及び許可番号

・下請負人に請け負わせた建設工事の内容及び工期

・主任技術者または監理技術者の氏名、資格

・健康保険等の加入状況

建設業法第24条の8、建設業法施行規則第14条の2に基づく規定です。施工体制台帳は、元請が下請の施工体制を適切に把握し、品質・安全の管理体制を明確にするために作成します。なお、公共工事では下請金額にかかわらず全て作成が必要です。

問3:統括安全衛生責任者の選任基準

労働安全衛生法第15条では、特定元方事業者は、その労働者及び関係請負人の労働者が同一の場所で作業を行うことによって生じる労働災害を防止するため、( ① )を選任しなければならないと定めている。ずい道等の建設の仕事では常時( ② )人以上、それ以外の建設の仕事では常時( ③ )人以上の労働者を使用する場合に選任が必要である。①〜③に入る語句・数値を答えよ。

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統括安全衛生責任者 ② 30 ③ 50

労働安全衛生法第15条・施行令第7条に基づく規定です。ずい道(トンネル)等・橋梁・圧気工法の建設工事では30人以上、それ以外の建設工事では50人以上が基準です。管工事の現場では「50人以上」の基準が適用されるのが一般的です。統括安全衛生責任者は元請の現場代理人等が兼務することが多いです。

問4:新規入場者教育と特別教育

労働安全衛生法に基づき、事業者は危険または有害な業務に労働者を就かせるときは( ① )を行わなければならない。次の(ア)〜(ウ)のうち、この教育の対象となる業務を全て選べ。

(ア)酸素欠乏危険場所での作業

(イ)研削といしの取替え作業

(ウ)フルハーネス型墜落制止用器具を用いた作業

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特別教育

【対象となる業務】(ア)(イ)(ウ)全て対象

・(ア)酸素欠乏危険場所での作業 → 酸素欠乏等の特別教育(安衛則第36条第26号)

・(イ)研削といしの取替え作業 → 研削といしの取替え等の特別教育(安衛則第36条第1号)

・(ウ)フルハーネス型墜落制止用器具を用いた作業 → 墜落制止用器具の特別教育(安衛則第36条第41号)

労働安全衛生法第59条第3項に基づく規定です。特別教育は、作業主任者の選任が必要な業務とは異なる区分の制度です。事業者は、危険・有害業務に初めて従事する労働者に対し、業務に関する安全・衛生のための特別な教育を実施しなければなりません。

問5:労働安全衛生法の穴埋め総合

次の文章の( )に適切な語句を記入せよ。

「事業者は、高さが2m以上の箇所で作業を行う場合において、強風、大雨、大雪等の悪天候のため、当該作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業に労働者を( ① )。」

「事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときは、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を( ② )%以上に保つように( ③ )しなければならない。」

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従事させてはならない

18

換気

①は労働安全衛生規則第522条(悪天候時の作業禁止)に基づく規定です。強風(10分間の平均風速が10m/s以上)、大雨(1回の降雨量が50mm以上)、大雪(1回の降雪量が25cm以上)などの場合に適用されます。②③は酸素欠乏症等防止規則第5条の規定です。穴埋め問題では「従事させてはならない」という禁止表現や、「換気」という具体的な措置名を正確に書くことが求められます。

採点と復習のポイント

正解数 評価
5問 合格レベル!条文知識が定着している
3〜4問 あと一歩。曖昧な部分を復習しよう
2問以下 解説記事を読み直してから再挑戦

復習のコツ

建設業法と労安法の両方が出題される総合回でした。建設業法は「主任技術者→全工事に配置」「監理技術者→下請4,500万円以上」「施工体制台帳→特定建設業者が作成」というキーワードの対応をしっかり整理しましょう。穴埋め問題は、条文の言い回し(「従事させてはならない」「保つように換気」など)をそのまま書く練習が大切です。第1回・第2回と合わせて3回分を通して解き直すと、法規全体の知識が定着します。

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