2級電気工事(第一次) ミニテスト

2級電気工事施工管理技士 電車線・関連分野 練習問題③【無料・10問】総合問題

2級電気工事施工管理技士 電車線・関連分野 ミニテスト 第3回

第3回では電車線と関連分野の総合問題を10問出題します。第1回(電車線)と第2回(機械・土木・建築)の復習を兼ねた横断的な出題です。「電車線」「関連分野」を参照しながら取り組みましょう。

テスト情報

形式:四肢択一(各問1つ選択)

問題数:10問

分野:電車線・関連分野 総合

目標時間:15分

電車線・関連分野 ミニテスト(全10問)

問1

架空電車線方式と第三軌条方式の比較として、最も適当なものはどれか。

(1)架空電車線方式は第三軌条方式よりトンネル断面を小さくできる。
(2)第三軌条方式は高速運転に適している。
(3)第三軌条方式は架空電車線方式よりトンネル断面を小さくできる。
(4)架空電車線方式は踏切がある路線では使用できない。

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正解:(3)

第三軌条方式は線路脇にレールを敷くだけなので、架空電車線のように頭上のスペースが不要。トンネル断面を小さくでき、地下鉄の建設コスト削減に有利。ただし高速運転には不向き。

問2

VVVF(可変電圧可変周波数)インバータ制御に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)VVVFインバータは鉄道車両の電動機制御に広く使われている。
(2)VVVFインバータにより電動機の速度を滑らかに制御できる。
(3)VVVFインバータは省エネ効果が大きい。
(4)VVVFインバータは抵抗制御より構造がシンプルで安価である。

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正解:(4)

VVVFインバータは半導体素子を使った高度な制御装置で、抵抗制御より構造は「複雑で高価」。しかし省エネ性能・制御性能が圧倒的に優れるため、現在の鉄道車両では主流となっている。

問3

建物の耐震構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)耐震構造は建物自体を頑丈にして地震力に耐える構造である。
(2)免震構造は建物を軽くして地震の影響を減らす構造である。
(3)制振構造は建物の揺れを増幅させる構造である。
(4)耐震・免震・制振はすべて同じ原理で地震に対処する。

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正解:(1)

耐震構造は柱・梁・壁を強くして地震力に耐える。免震構造は基礎と建物の間に免震装置を入れて地震の揺れを建物に伝えにくくする。制振構造はダンパーなどで揺れのエネルギーを吸収する。三者は原理が異なる。

問4

ヒートポンプに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)ヒートポンプは少ない電気で大きな熱エネルギーを移動させる技術である。
(2)エアコンの冷暖房にはヒートポンプの原理が使われている。
(3)ヒートポンプのCOP(成績係数)が高いほど効率が良い。
(4)ヒートポンプは冷房のみ可能で、暖房には使用できない。

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正解:(4)

ヒートポンプは冷媒の循環方向を逆にすることで冷房にも暖房にも使える。エアコンの冷暖房切替はまさにこの原理。エコキュートもヒートポンプで大気の熱を集めてお湯を沸かす技術。

問5

防火区画に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)防火区画は火災時に延焼を防ぐため、建物を耐火壁で区切る措置である。
(2)電気配線は防火区画を貫通する際、特に処理は不要である。
(3)防火区画は消防法ではなく、道路交通法で規定されている。
(4)防火区画はオフィスビルには適用されない。

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正解:(1)

防火区画は建築基準法で定められた延焼防止措置。電気配線が防火区画を貫通する場合は、耐火パテや耐火充填材で隙間を埋める「防火区画貫通処理」が必須。電気工事で特に注意が必要な作業。

問6

電車線の保守に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)トロリ線は摩耗するため、定期的に残存径を測定し交換する。
(2)パンタグラフの摺板は消耗品であり、定期的に交換する。
(3)電車線の保守作業は列車を運行しながら行うのが標準である。
(4)電車線の張力は季節の温度変化に応じて管理する。

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正解:(3)

電車線の保守作業は安全のため、終電後から始発前の「間合い時間」に列車を止めた状態で行うのが基本。停電して作業する。列車運行中に架線作業を行うのは非常に危険。

問7

換気設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)第1種換気は給気・排気ともに機械で行う方式である。
(2)第2種換気は給気を機械で行い、排気を自然に行う方式である。
(3)第3種換気は排気を機械で行い、給気を自然に行う方式で、住宅で多く使われる。
(4)厨房には第2種換気が最も適している。

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正解:(4)

厨房には第3種換気(排気を機械で行い室内を負圧にする)が適している。第2種換気は室内が正圧になり、油煙やにおいが他室に漏れ出す。第2種は手術室やクリーンルームなど清浄度を保つ場所向け。

問8

仮設電気工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)仮設電気設備は工事期間中のみ使用する一時的な電気設備である。
(2)仮設電気設備は安全基準が緩和されており、接地工事は不要である。
(3)仮設電気設備の配線は見た目を重視して隠ぺい配線とする。
(4)仮設電気設備に漏電遮断器は不要である。

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正解:(1)

仮設電気設備は工事現場で使う一時的な設備。仮設だからと安全基準は緩和されず、接地工事も漏電遮断器も必要。むしろ工事現場は水濡れや損傷のリスクが高いため、感電防止対策は特に重要。

問9

測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)水準測量は高さ(標高)を測る測量である。
(2)トランシット(セオドライト)は角度を測る測量機器である。
(3)トータルステーションは距離と角度を同時に測定できる。
(4)水準測量にはトランシットを使用する。

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正解:(4)

水準測量にはレベル(水準器)と標尺を使用する。トランシット(セオドライト)は水平角・鉛直角を測る機器で、水準測量用ではない。トータルステーションは距離と角度の同時測定が可能。

問10

鉄道の帰線(レール)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)直流き電区間では、レールを電流の帰路(帰線)として使用する。
(2)レールは電車の荷重を支える役割のみを持つ。
(3)帰線として使われるレールには絶縁ジョイントは不要である。
(4)レールの継目ボンドは装飾目的で設置される。

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正解:(1)

直流き電区間では走行レールが電流の帰路(帰線)として使われる。レールの継目には電気の流れを確保するため「レールボンド」を設置する。絶縁ジョイントは軌道回路の区間を分けるために使用する。

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