2級建築施工管理技士 用語の説明・留意事項ミニテスト 第1回
結論から言います。用語の説明と施工上の留意事項は、第二次検定で毎年出題される頻出問題です。用語を「知っている」だけでなく「簡潔に説明でき、現場での注意点も書ける」レベルが求められます。
第1回は躯体工事の頻出用語を5つ出題します。「用語の説明・留意事項の対策」で学んだ内容を実践しましょう。
テスト情報
形式:記述式(模範解答付き)
問題数:5問(各用語について①説明 ②留意事項を記述)
出題範囲:躯体工事(コンクリート・鉄筋・鉄骨・地業)
目標時間:20分(1問あたり4分)
📌 記述のコツ
- 説明は2〜3文で簡潔に。「〜とは、〜である」の形式で書く
- 留意事項は具体的な数値や基準を含める
- 「注意する」「気をつける」だけでは不十分。何を、どうするかを書く
用語問題 攻略の3ステップ
用語の説明・留意事項は第二次検定で毎年5問出題されます。躯体工事と仕上げ工事から交互に出題される傾向です。
- Step1:用語を「〜とは、〜である」の形式で2〜3文で説明
- Step2:留意事項に具体的な数値を入れる(かぶり厚さ○mm、打重ね時間○時間以内 等)
- Step3:「何を、どうする」を明確に(「注意する」だけでは0点)
数値を1つ入れるだけで得点が1〜2点上がります。模範解答の数値を暗記しましょう。
問題
【第1問】コールドジョイント
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
コールドジョイント
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①説明:先に打設したコンクリートと後から打設したコンクリートの間に生じる不連続な面のこと。打重ね時間の超過などにより、先に打設したコンクリートが硬化し始め、後から打設したコンクリートと一体化しない状態をいう。
②留意事項:コンクリートの打重ね時間間隔を外気温25℃以下で2時間以内、25℃を超える場合は1.5時間以内とする。打設は連続して行い、1層の打込み高さは40〜50cm以下とする。打重ね部はバイブレーターを先に打設した層まで挿入し、十分に締め固める。
【第2問】かぶり厚さ
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
かぶり厚さ
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①説明:鉄筋の表面からコンクリートの表面までの最短距離のこと。コンクリートが鉄筋を覆う厚さであり、鉄筋の腐食防止と耐火性能の確保に必要な寸法である。
②留意事項:部位に応じた最小かぶり厚さを確保する(土に接する部分は60mm以上、屋外は40mm以上、屋内は30mm以上)。スペーサーを適切な間隔で配置し、配筋検査時にかぶり厚さゲージで測定して確認する。結束線がかぶり側に飛び出さないよう注意する。
【第3問】ガス圧接
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
ガス圧接
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①説明:鉄筋の端面同士を突き合わせ、酸素・アセチレンガスの炎で加熱しながら圧力を加えて接合する工法。鉄筋の継手工法の一つで、D19以上の太い鉄筋に多く用いられる。
②留意事項:圧接前に鉄筋端面をグラインダーで直角に切断し、油脂・錆を除去する。圧接部のふくらみの直径は鉄筋径の1.4倍以上、ふくらみの長さは鉄筋径の1.1倍以上とする。偏心量は鉄筋径の1/5以下とする。有資格者(手動ガス圧接技量資格者)が施工し、超音波探傷試験で品質を確認する。
【第4問】高力ボルト接合
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
高力ボルト接合
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①説明:高い引張強さを持つボルトを使用して鉄骨部材を接合する工法。ボルトを強く締め付けることで部材間に大きな摩擦力を発生させ、その摩擦力で応力を伝達する(摩擦接合)。
②留意事項:接合面は塗装せず赤錆状態にして摩擦力を確保する。締付けは群の中央から端部に向かって行い、1次締め→マーキング→本締めの順序で施工する。トルシア形高力ボルトはピンテールの破断で締付け完了を確認する。締付け後にマーキングのずれで回転量を検査する。
【第5問】場所打ちコンクリート杭
次の用語について、①用語の説明と②施工上の留意事項をそれぞれ記述しなさい。
場所打ちコンクリート杭
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①説明:現場で地盤を掘削して孔を設け、鉄筋かごを建て込んだ後にコンクリートを打設して造成する杭。アースドリル工法やリバース工法などがあり、大口径・長尺の杭を施工できる。
②留意事項:掘削中は孔壁の崩壊を防ぐため安定液(ベントナイト液)を使用する。コンクリート打設前にスライムを十分に除去する(スライムが残ると杭の支持力が低下する)。コンクリートはトレミー管を用いて打設し、管の先端をコンクリート中に2m以上挿入した状態を保つ。
自己採点のチェックリスト
| チェック項目 |
配点 |
| 説明が2〜3文で簡潔にまとまっているか |
各2点 |
| 留意事項に具体的な数値が含まれているか |
各2点 |
| 「何を、どうするか」が明確に書かれているか |
各1点 |
次のミニテストに挑戦
用語の説明・留意事項ミニテストは全3回です。
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第2回は仕上げ工事の用語を出題!
躯体と仕上げの両方をカバーして、どんな用語が出ても対応できるようにしましょう。
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