1級建築(第一次) ミニテスト

1級建築 建築材料 練習問題②【無料・10問・解説付き】

1級建築施工管理技士の「建築材料」分野から10問出題します(第2回)。混和材料・鋼材の性質・シーリング材を重点的に出題しています。

7問以上正解を目指しましょう!


建築材料 ミニテスト 第2回

問1

減水剤に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)減水剤はコンクリートの凝結を促進する混和剤である
(2)同じスランプで水セメント比を小さくできる
(3)減水剤を使用すると空気量が増加する
(4)減水剤はAE剤と同じ効果を持つ

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正解:(2)
減水剤はセメント粒子を分散させて流動性を上げるため、水を減らしてもワーカビリティーを維持できる=同じスランプでW/Cを下げられる=強度向上。

問2

促進剤と遅延剤に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)促進剤は暑中コンクリートに使用する
(2)遅延剤は寒中コンクリートに使用する
(3)促進剤は寒中コンクリートに使用する
(4)促進剤と遅延剤は同時に使用する

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正解:(3)
促進剤は初期強度を早める→寒中コンクリート。遅延剤は凝結を遅らせる→暑中コンクリートでコールドジョイント防止。季節を逆にするひっかけが頻出。

問3

骨材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)細骨材は5mmふるいを85%以上通る骨材である
(2)粗骨材の最大寸法は一般に20mmまたは25mmである
(3)骨材の絶乾密度は2.5g/cm³以上が望ましい
(4)骨材はコンクリートの体積の約30%を占める

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正解:(4)
骨材はコンクリートの体積の約70%を占める。30%ではない。

問4

鋼材の性質に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)炭素量が増えると靱性が向上する
(2)板厚が増加すると降伏点が低下する
(3)低温ほど鋼材は粘り強くなる
(4)約550℃で鋼材の強度は2倍になる

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正解:(2)
板厚が大きくなると降伏点は低下する(板厚効果)。(1)炭素量増→靱性低下。(3)低温では脆性破壊しやすい。(4)約550℃で強度は半減する。

問5

SN材のB種に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)溶接を行わない部材に使用する
(2)シャルピー衝撃試験の規定がある
(3)板厚方向の絞り値の規定がある
(4)降伏点の上限が規定されていない

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正解:(2)
B種は溶接を行う部材用で、シャルピー衝撃試験(靱性)の規定がある。(1)溶接しないのはA種。(3)絞り値の規定はC種。(4)SN材は降伏点の上限が規定されている。

問6

スランプに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)スランプはスランプコーンを引き上げた後の下がり量で測定する
(2)スランプが大きいほどコンクリートは軟らかい
(3)一般的な建築工事のスランプは18cm程度である
(4)スランプが大きいほど材料分離は起こりにくい

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正解:(4)
スランプが大きすぎると材料分離が起こりやすい。「起こりにくい」は不正解。適切なスランプの範囲で施工する。

問7

フライアッシュに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)石炭灰の微粉末でポゾラン反応を示す
(2)初期強度を大幅に向上させる
(3)水和熱を増加させる
(4)ワーカビリティーを悪化させる

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正解:(1)
フライアッシュは石炭灰の微粉末。ポゾラン反応で長期的にコンクリートを緻密化する。(2)初期強度はやや低い(長期強度が高い)。(3)水和熱を低減。(4)球形粒子のボールベアリング効果でワーカビリティーが向上。

問8

ブリーディングに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)コンクリート表面に骨材が浮き上がる現象である
(2)練混ぜ水がコンクリート表面に浮き上がる現象である
(3)表面に形成される層をセメントペーストという
(4)ブリーディングは品質に影響しない

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正解:(2)
ブリーディングは練混ぜ水が浮き上がる現象。表面に脆弱な層(レイタンス)が形成される。打継ぎ部ではレイタンスを除去してから上階を打設する。

問9

耐火被覆に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)吹付け工法は施工が速くコストが低い
(2)成型板張り工法は仕上がりが綺麗である
(3)耐火塗料は鉄骨の意匠を活かせる
(4)S造は耐火被覆が不要である

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正解:(4)
S造は約550℃で強度が半減するため耐火被覆が必須。「不要」は不正解。

問10

コンクリートの塩化物量に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)コンクリート中の塩化物量は1.0kg/m³以下とする
(2)コンクリート中の塩化物量は0.30kg/m³以下とする
(3)塩化物は鉄筋の錆に影響しない
(4)海砂はそのまま使用しても塩害の心配はない

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正解:(2)
コンクリート中の塩化物量(塩化物イオン量)は0.30kg/m³以下が基準。塩化物は鉄筋の不動態被膜を破壊して錆を発生させる。


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