2級電気工事施工管理技士 施工経験記述(安全管理)ミニテスト 第1回
結論から言います。安全管理は施工経験記述の3大テーマの1つで、電気工事では「感電防止」が最重要テーマです。「労働災害をどう防いだか」を具体的に書く力が求められます。
第1回では、感電防止対策をテーマにした記述練習を行います。「施工経験記述の書き方(安全管理)例文・採点ポイント」で学んだ内容を実践しましょう。
テスト情報
形式:記述式(模範解答付き)
問題数:3問(工事概要+課題・対策・結果の記述練習)
テーマ:感電防止対策
目標時間:30分
問題1:工事概要の記述
【問題】
あなたが経験した電気工事のうち、感電防止に留意して施工した工事を1つ選び、以下の項目について記述しなさい。
- 工事名
- 工事場所
- 工事の内容(建物の構造・規模、電気工事の概要)
- 工期
- あなたの立場
工事概要のポイント
- 充電部が露出する作業(分電盤内の結線、キュービクル内の作業、既設回路の改修など)がある工事を選ぶ
- 新築よりも改修工事(活線近接作業あり)の方が感電リスクが高く、テーマとして書きやすい
- 工事名に「電気設備工事」を必ず含める
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問題2:技術的課題の記述
【問題】
上記の工事において、安全管理上、特に留意した技術的課題を1つ挙げ、その課題を選んだ理由とともに記述しなさい。
高得点の課題の書き方
- 電気工事特有の危険(感電、アーク火傷、漏電による火災)を選ぶ
- 活線作業・活線近接作業の具体的なリスクを書く
- 「安全管理が大切だった」ではなく、なぜ感電リスクが高かったかの具体的状況を示す
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問題3:対策と結果の記述
【問題】
問題2で挙げた技術的課題に対して、あなたがとった具体的な対策と、その結果について記述しなさい。対策は2つ以上挙げること。
対策と結果の記述ルール
- 安全教育(低圧電気取扱いの特別教育など)に触れる
- 具体的な防護措置(絶縁用保護具、絶縁シート、検電器の使用など)を書く
- 作業手順(開閉器の開路→検電→短絡接地→作業など)を書くと高評価
- 結果は「無災害で完了した」で締める
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自己採点のポイント
- 工事概要:感電リスクのある工事か?活線作業の可能性に触れているか?
- 技術的課題:感電の具体的リスクと状況が書かれているか?
- 対策:安全教育・防護具・作業手順・誤通電防止など具体策があるか?
- 結果:「無災害で完了」「感電事故ゼロ」と明記しているか?
感電防止の記述で得点アップするコツ
- 「停電→検電→短絡接地→作業」の手順を書く — この正しい手順を知っていること自体が高評価。省略せずに書きましょう
- 特別教育の名称を正確に — 「低圧電気取扱いの特別教育」(安衛則第36条第4号)。名称を正確に書くだけで知識レベルが伝わります
- 絶縁用保護具を具体的に — 「絶縁手袋」「絶縁シート」「検電器」「絶縁工具」など、使用する保護具の名称を全て列挙すると説得力が増します
- 誤通電防止策を忘れずに — 「通電禁止札」「主任技術者立会い」は感電防止の重要ポイント。対策の1つとして必ず含めましょう
施工経験記述ミニテスト シリーズ一覧
安全管理テーマ
- 第1回(このページ):感電防止対策
- 第2回:高所作業の安全管理
- 第3回:第三者災害防止