2級電気工事施工管理技士 施工経験記述(工程管理)ミニテスト 第1回
結論から言います。工程管理は品質管理と並んで施工経験記述の最重要テーマです。「工程遅延のリスクにどう対応したか」を具体的に書く力が求められます。
第1回では、他業種との取り合い(工程調整)をテーマにした記述練習を行います。「施工経験記述の書き方(工程管理)例文・採点ポイント」で学んだ内容を実践しましょう。
テスト情報
形式:記述式(模範解答付き)
問題数:3問(工事概要+課題・対策・結果の記述練習)
テーマ:他業種との取り合いによる工程管理
目標時間:30分
問題1:工事概要の記述
【問題】
あなたが経験した電気工事のうち、他業種との工程調整に留意して施工した工事を1つ選び、以下の項目について記述しなさい。
- 工事名
- 工事場所
- 工事の内容(建物の構造・規模、電気工事の概要)
- 工期
- あなたの立場
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問題2:技術的課題の記述
【問題】
上記の工事において、工程管理上、特に留意した技術的課題を1つ挙げ、その課題を選んだ理由とともに記述しなさい。
高得点の課題の書き方
- 電気工事は建築・空調・衛生など他業種と作業場所や時期が重なりやすいことに触れる
- 工程遅延が全体工期に与える影響(入居遅れ、違約金など)を具体的に
- 「工程管理が大変だった」ではなく、なぜ他業種との調整が課題になったかを書く
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問題3:対策と結果の記述
【問題】
問題2で挙げた技術的課題に対して、あなたがとった具体的な対策と、その結果について記述しなさい。対策は2つ以上挙げること。
対策と結果の記述ルール
- 工程表の種類(バーチャート、ネットワーク工程表など)に触れる
- 具体的な調整方法(週間工程会議、フロアごとの作業区分けなど)を書く
- 工期短縮の工夫(並行作業、人員増員、プレハブ加工など)があると高評価
- 結果は「工期内に完了した」「○日の余裕をもって完了した」で締める
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自己採点のポイント
- 工事概要:他業種と工程が重なりやすい工事か?
- 技術的課題:なぜ他業種との調整が課題か、具体的理由があるか?
- 対策:工程表・会議・工法改善など具体策が2つ以上あるか?
- 結果:「工期内に完了した」と明記しているか?
工程管理の記述で得点アップするコツ
- 「遅れの原因」と「対策」を対応させる — 他業種との干渉が原因なら「工程会議で調整」、資材遅延なら「事前発注・代替品」のように原因と対策が一対一で対応していることが重要です
- 工程表の種類を明記する — 「バーチャート工程表で管理」「ネットワーク工程表でクリティカルパスを把握」など、管理ツールの具体名を入れると実務力が伝わります
- 数値で効果を示す — 「作業時間を2割削減」「5日間の余裕をもって完了」のように数値があると客観性が増します
- 電気工事特有の工程リスクに触れる — 天井内の取り合い、受電日の確定、試験調整期間の確保など、電気工事ならではの課題を書きましょう
施工経験記述ミニテスト シリーズ一覧
工程管理テーマ
- 第1回(このページ):他業種との工程調整
- 第2回:天候・資材遅延への対応
- 第3回:受電日に合わせた工程管理