第1回で鍛える「品質管理答案の因果関係」
品質管理の記述では、対策名を並べるだけでなく、どの品質不良を防ぐために、何をどの基準で確認したかまでつなげることが重要です。
この独自模試では「対象部位と品質上の課題→実施した対策→確認・記録の方法→得られた結果」の順で答案を組み立てます。模範解答の工事名や数値は写さず、自分が実際に担当した工事の事実へ置き換えてください。
2級建築施工管理技士 第二次検定 模擬テスト 第1回
このページは、第二次検定対策として5問すべてを記述練習にした当サイト独自の模擬試験です。最新の公表済み公式問題は全5問題・試験時間2時間ですが、問題1〜3が記述式、問題4・5が四肢択一式です。本番形式との差を理解したうえで、答案の説明力を鍛えるために活用してください。
| 問 | 出題内容 | 形式 |
|---|---|---|
| 問1 | 施工経験記述(品質管理) | 記述式 |
| 問2 | 用語の説明と留意事項 | 記述式 |
| 問3 | ネットワーク工程表 | 計算+記述 |
| 問4 | 施工管理法(記述) | 記述式 |
| 問5 | 法規(記述) | 記述式 |
| この独自模試の位置づけ | 5問すべてを答案練習 | |
施工経験記述のポイント
- 必ず自分が経験した工事について書く(架空の工事はNG)
- 工事概要は具体的に(構造・規模・階数・面積を数値で)
- 課題と対策は因果関係を明確にし、具体的な数値や工法名を入れる
使い方
① 解答用紙を印刷またはノートを用意する
② 制限時間2時間を目安に全5問を解く
③ 終了後に解答・解説ページで答え合わせ
💡 第二次検定 模擬テストの効果的な活用法
- 時間を計って全問に取り組む — 記述式は時間配分が命
- 施工経験記述は事前に3パターン(品質・工程・安全)を用意しておく
- 模範解答と比較して、キーワードの抜け・論理の飛躍をチェック
- 用語記述は「定義+留意事項」をセットで暗記する
- ネットワーク工程表は計算過程を必ず書く練習をしておく
第二次検定
問1:施工経験記述
あなたが経験した建築工事のうち、品質管理に留意して施工した工事を1つ選び、以下の問いに答えよ。
(1)工事概要
次の事項について記述しなさい。
- 工事名
- 工事場所
- 工事の内容(用途・構造・階数・延べ面積等)
- 工期
- あなたの立場
(2)技術的な課題と対策
上記工事で実施した品質管理に関する技術的な課題を2つ挙げ、それぞれの課題に対してあなたが実施した対策を具体的に記述しなさい。
(解答欄 — 工事概要・課題と対策を記述してください)
問2:用語の説明と留意事項
次の建築用語のうちから3つを選び、それぞれについて以下の①②を記述しなさい。
- ① 用語の説明(簡潔に)
- ② その施工上の留意事項
(イ)かぶり厚さ
(ロ)セルフレベリング材
(ハ)陸墨(ろくずみ)
(ニ)プライマー
(ホ)コンクリートの打継ぎ
(解答欄 — 選んだ3つの用語について①②を記述してください)
問3:ネットワーク工程表
下図のネットワーク工程表について、以下の問いに答えよ。ただし、○内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、数字は所要日数(日)を示す。破線はダミー(所要日数0)を表す。
| 経路 | 作業 | 所要日数 |
|---|---|---|
| ①→② | A | 5日 |
| ①→③ | B | 3日 |
| ②→④ | ダミー | 0日 |
| ②→⑤ | C | 8日 |
| ③→④ | ダミー | 0日 |
| ③→⑥ | E | 7日 |
| ④→⑥ | D | 6日 |
| ⑤→⑥ | ダミー | 0日 |
| ⑤→⑦ | F | 6日 |
| ⑥→⑦ | G | 5日 |
| ⑦→⑧ | H | 4日 |
※ ○内の数字はイベント番号。ダミー(破線)は所要日数0の依存関係を表す。
(1)クリティカルパスを求め、その経路を作業名で示しなさい。
(2)全体工期は何日か。
(3)作業Dのフリーフロートは何日か。計算過程も示しなさい。
(解答欄 — (1)〜(3)を記述してください)
問4:施工管理法(記述)
次の問いに答えよ。
(1)建設現場における熱中症対策として実施すべき具体的な措置を3つ記述しなさい。
(解答欄 — 3つの措置を記述してください)
(2)下図の施工要領図について、不適切な箇所を1つ指摘し、正しい施工方法を記述しなさい。
図の読み取り条件:外壁タイル張り(改良圧着張り)の施工要領図 — 下地モルタル、張付けモルタル(下地側のみ塗布)、タイル、目地、たたき押えの手順を図示。タイル裏面にモルタルが塗布されていない状態で張り付けようとしている
(解答欄 — 不適切な箇所と正しい施工方法を記述してください)
問5:法規(記述)
次の問いに答えよ。
(1)建設業法第26条に規定する主任技術者の職務を2つ記述しなさい。
(解答欄 — 2つの職務を記述してください)
(2)労働安全衛生法に基づき、高さ2m以上の場所で作業を行う場合に事業者が講じるべき墜落防止措置を2つ記述しなさい。
(解答欄 — 2つの措置を記述してください)
(3)次の文章の空欄(ア)〜(ウ)に当てはまる語句または数値を記入しなさい。
建設業法の規定により、特定建設業者は、発注者から直接請け負った建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の総額が( ア )万円(建築一式工事にあっては( イ )万円)以上になる場合は、( ウ )を置かなければならない。
(解答欄 — ア・イ・ウを記入してください)
模擬テスト シリーズ一覧
分野別に復習する
品質管理答案を4要素で自己点検する
- 課題:対象部位、起こり得る不具合、品質へ与える影響を具体化する。
- 対策:自分が実施・指示した方法を、材料名、施工条件、管理値などと結び付ける。
- 確認:測定、試験、写真、記録のうち、対策が機能したと判断した根拠を書く。
- 結果:不具合を防止した、基準内を確認したなど、課題に対応する結末で閉じる。
第1回の全5問の模範解答では、文章を丸暗記せず、4要素のどこが自分の答案に不足しているかを照合してください。基礎から戻る場合は第二次検定の出題傾向と攻略法で学習順を確認できます。
最新の公式形式とこの独自模試の違い
最新の公表済み問題である令和7年度の第二次検定は、試験時間2時間・全5問題です。ただし、問題1〜3は記述式、問題4・5は四肢択一式であり、全問記述式ではありません。このページは説明力を集中的に鍛えるため5問すべてを記述練習にした独自教材で、公式問題の完全再現ではありません。
実際の解答指示と問題構成は「令和7年度 第二次検定の公式問題」で確認してください。令和8年度の日程、受検資格、最新の手引は「2級 建築施工管理技術検定のご案内」が基準です。