2級土木(第二次) ミニテスト

2級土木施工管理技士 法規(記述式)練習問題①【無料・解答解説付き】

2級土木施工管理技士 法規(記述式)ミニテスト 第1回

第二次検定の法規問題は、条文の穴埋めが中心です。選択肢のない記述式なので、キーワードを正確に書けることが重要です。

第1回では建設業法の頻出条文を中心に5問出題します。「第二次検定 法規対策(穴埋め・条文記述)」や「法規①(建設業法・労働安全衛生法)をわかりやすく解説」を復習してから挑戦しましょう。

テスト情報

形式:穴埋め・短文記述(模範解答付き)

問題数:5問

分野:建設業法

目標時間:20分

法規(記述式)ミニテスト(全5問)

問1:穴埋め(建設業の許可)

次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる適切な語句を記入しなさい。

建設業法第3条により、建設業を営もうとする者は、(ア)のみを請け負うことを営業とする者を除き、(イ)又は(ウ)の許可を受けなければならない。

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(ア)軽微な建設工事  (イ)国土交通大臣  (ウ)都道府県知事

2つ以上の都道府県に営業所がある場合は国土交通大臣許可、1つの都道府県のみなら知事許可です。「軽微な建設工事」とは、建築一式工事なら1,500万円未満、その他は500万円未満の工事を指します。

問2:穴埋め(主任技術者・監理技術者)

次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる適切な語句を記入しなさい。

建設業法第26条により、建設業者はその請け負った建設工事を施工するときは、(ア)を置かなければならない。発注者から直接建設工事を請け負った(イ)は、下請代金の総額が政令で定める金額以上になる場合は、(ア)に代えて(ウ)を置かなければならない。

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(ア)主任技術者  (イ)特定建設業者  (ウ)監理技術者

2級施工管理技士は主任技術者として配置できます。監理技術者になるには1級の資格が必要。主任技術者と監理技術者の違いは、大規模工事で下請に出す金額が大きい場合に監理技術者を置く必要があるという点です。

問3:穴埋め(一括下請負の禁止)

次の文章の(ア)〜(イ)に当てはまる適切な語句を記入しなさい。

建設業法第22条により、建設業者は、その請け負った建設工事を、いかなる方法をもってするかを問わず、(ア)して他人に請け負わせてはならない。また、建設業を営む者は他の建設業者の請け負った建設工事を、(ア)して請け負ってはならない。ただし、(イ)工事を除き、あらかじめ発注者の書面による承諾を得た場合はこの限りでない。

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(ア)一括  (イ)公共

一括下請負(いわゆる「丸投げ」)は原則禁止。民間工事では発注者の書面による承諾があれば例外的に可能ですが、公共工事では一切認められません。実際のトラブルとして、元請が自ら施工せず全て下請に丸投げして中間マージンだけ取る行為が問題になっています。

問4:短文記述(請負契約)

建設業法に定める建設工事の請負契約について、以下の2点を記述しなさい。

(1)請負契約書に記載しなければならない事項を3つ挙げなさい。

(2)元請負人が下請負人に対して行ってはならない行為を1つ記述しなさい。

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(1)請負契約書に記載すべき事項(例:以下から3つ)

①工事内容 ②請負代金の額 ③工事着手の時期及び工事完成の時期 ④請負代金の支払時期及び方法 ⑤工事の変更又は中止の場合の取扱い ⑥紛争の解決方法

(2)元請が行ってはならない行為(例)

元請負人は、自己の取引上の地位を不当に利用して、通常必要と認められる原価に満たない金額で下請契約を締結してはならない(不当に低い請負代金の禁止・建設業法第19条の3)。いわゆる「買い叩き」であり、下請業者の経営を圧迫し工事品質の低下や安全管理の手抜きにつながるため禁止されている。

問5:穴埋め(施工体制台帳)

次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる適切な語句を記入しなさい。

建設業法第24条の8により、特定建設業者は発注者から直接建設工事を請け負った場合で、下請代金の総額が政令で定める金額以上になるときは、(ア)を作成し、工事現場ごとに備え置かなければならない。また、公共工事では、下請金額にかかわらず(ア)の作成が義務付けられており、あわせて(イ)を作成し、工事関係者が見やすい場所に掲げなければならない。(ア)には、下請負人の商号、(ウ)の氏名等を記載する。

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(ア)施工体制台帳  (イ)施工体系図  (ウ)主任技術者(又は監理技術者)

施工体制台帳は「下請の一覧表」、施工体系図は「誰がどの工事を担当しているかの図」です。公共工事では重層下請構造の透明化のために必ず作成・掲示が求められます。

自己採点チェックリスト

チェック項目 OK?
穴埋めのキーワードを正確に書けたか
主任技術者と監理技術者の違いを正しく理解したか
一括下請負の例外条件を理解したか
施工体制台帳と施工体系図の違いがわかったか

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法規(記述式)の解き方をしっかり押さえたい方は、解説記事も合わせてチェックしましょう。

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