1級建築(第一次) ミニテスト

1級建築 施工管理法 練習問題①【無料・10問・解説付き】

この10問で確認する施工管理法の判断軸

この練習問題は、施工計画・工程管理・品質管理・安全管理を横断し、用語を覚えているかではなく、現場でどの確認を先に行うかを判断できるか確かめる10問です。

たとえば工程が遅れた場面では、すぐに人員を増やすのではなく、遅れている作業と後続作業の関係を確認します。施工管理法は「段取り・確認・記録」の順で考えると、似た選択肢を切り分けやすくなります。

1級建築施工管理技士の「施工管理法」分野から10問出題します。施工計画・工程管理・品質管理・安全管理の幅広い知識を確認しましょう。

7問以上正解を目指しましょう!


施工管理法 ミニテスト 第1回

問1

ネットワーク工程表に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)クリティカルパスは最も日数が短い経路である
(2)クリティカルパス上の作業のトータルフロートは0である
(3)ダミーは所要日数のある実際の作業である
(4)バーチャートでもクリティカルパスが明確になる

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正解:(2)
クリティカルパスはTF=0の作業を結んだ最長の経路。(1)最短ではなく最長。(3)ダミーは所要日数0。(4)バーチャートではCPは不明。

問2

工期短縮に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)クリティカルパス上の作業を短縮する
(2)フロートのある作業を短縮して工期を短縮する
(3)作業員を増員して作業速度を上げる
(4)後続作業とのラップ(重ね施工)を行う

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正解:(2)
フロートのある作業はCP外にあるため短縮しても工期は変わらない。工期短縮にはCP上の作業の短縮が必要。

問3

QC7つ道具のパレート図に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)原因の追究に使用する
(2)データの相関関係を視覚化する
(3)不良項目を頻度順に並べて重点項目を特定する
(4)時系列でデータの変動を監視する

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正解:(3)
パレート図は不良項目を頻度順に棒グラフ+累積折れ線で表示し重点項目を特定する。原因追究は特性要因図、相関は散布図、時系列は管理図。

問4

統括安全衛生責任者に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)下請事業者が選任する
(2)常時30人以上の建設現場で選任する
(3)特定元方事業者(元請)が選任する
(4)選任は任意である

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正解:(3)
統括安全衛生責任者は元請が選任。建設業は常時50人以上で選任義務(ずい道等は30人)。(1)下請は安全衛生責任者を選任。

問5

特性要因図に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)別名パレート図ともいう
(2)結果(特性)と原因(要因)の関係を整理する図である
(3)データのばらつきを柱状図で表す
(4)2つのデータの相関関係を示す

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正解:(2)
特性要因図(魚骨図・フィッシュボーン図)は結果と原因の関係を魚の骨のような形で整理する。原因の追究・分析に使用。

問6

作業主任者の選任が必要な作業として、最も不適当なものはどれか。

(1)高さ5m以上の足場の組立て
(2)型枠支保工の組立て
(3)一般的な塗装作業
(4)酸素欠乏危険場所での作業

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正解:(3)
一般的な塗装作業には作業主任者の選任は不要。足場組立て・型枠支保工・酸欠作業・地山掘削(2m以上)等は選任が必要。

問7

管理図に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)不良項目を頻度順に並べた図である
(2)データの分布を柱状図で表す
(3)時系列でデータの変動を監視し工程の安定性を判定する
(4)原因と結果の関係を整理する図である

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正解:(3)
管理図は上方管理限界線(UCL)と下方管理限界線(LCL)の間にデータがおさまっているか時系列で監視する。工程が安定しているかの判定に使用。

問8

墜落防止措置に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)高さ3m以上の場所で必要である
(2)高さ2m以上の場所で必要である
(3)高さ5m以上の場所で必要である
(4)高さ10m以上の場所で必要である

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正解:(2)
高さ2m以上の場所で作業を行う場合は手すり等の墜落防止措置が必要(労働安全衛生規則)。

問9

PDCAサイクルに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)Plan→Do→Check→Actの順で実施する
(2)Do→Plan→Act→Checkの順で実施する
(3)Check→Plan→Do→Actの順で実施する
(4)PDCAサイクルは1回だけ実施すればよい

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正解:(1)
PDCAはPlan(計画)→Do(実施)→Check(検証)→Act(改善)の順。継続的に繰り返すことで品質を向上させる。

問10

酸素欠乏に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)酸素濃度15%以上であれば安全である
(2)酸素濃度18%以上を確認してから作業する
(3)酸素欠乏危険場所では換気は不要である
(4)酸素欠乏は屋外では発生しない

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正解:(2)
酸素濃度18%以上を確認してから作業に入る。換気の実施と酸素欠乏危険作業主任者の選任も必要。地下ピット・井戸・マンホール等の閉鎖空間で発生リスクがある。


弱点別の復習先

正解番号だけを覚えず、迷った理由から復習先を選びましょう。「用語を知らなかった」「確認する順番を逆にした」「管理記録の目的を混同した」のどれかに分けると、次に直すポイントが明確になります。

迷った分野 復習する記事
施工計画・工程の順序 1級建築 施工計画・工程管理
品質・安全の管理項目 1級建築 品質管理・安全管理
応用能力の判断 1級建築 応用能力問題対策

公式情報と次の学習

試験日程・受検資格・公表問題などの最新情報は、指定試験機関の「1級 建築施工管理技術検定のご案内」で確認してください。安全管理の数値は厚生労働省の「酸素欠乏症等防止規則」など、問題に対応する法令・公式資料へ戻って確認することが大切です。このページの問題は学習用に独自作成したもので、実際の試験問題の転載ではありません。

次は科目全体の得点戦略を確認

10問の結果を学習計画へつなげるときは、「1級建築 第一次検定の出題傾向と攻略法」で科目ごとの優先順位を確認できます。

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