1級土木 鉄道(軌道構造・営業線近接工事)【第一次検定の科目別解説】
鉄道のポイント(30秒で押さえる) 軌道構造:バラスト軌道(砕石の道床)とスラブ軌道(コンクリート版)の2種類 営業線近接工事:列車運行中に隣接して行う工事。列車見張員の配置が必須 線路閉鎖工事:列車の運転を停止して行う工事。夜間の限られた時間で施工 出題頻度:2〜3問。営業線近接工事の安全対策が頻出 軌道の構造 軌道の構成要素 構成要素 機能 レール車輪を支持して走行面を提供。一般に50kgNレールまたは60kgレールを使用 まくらぎレールを支持し軌間を保持。PCまくらぎ(プレストレストコンクリート製) ...
1級土木 海岸・港湾(防波堤・ケーソン・消波工)【第一次検定の科目別解説】
海岸・港湾のポイント(30秒で押さえる) ケーソン式:RC製の箱形構造物を浮かべて据付け。大水深の岸壁に適する 消波ブロック:テトラポッド等で波のエネルギーを減衰させる。据付けは乱積みが一般的 防波堤:直立式(ケーソン)・傾斜式(捨石)・混成式の3種類 出題頻度:2〜3問。実務経験がないと難しいが、パターンは限定的 防波堤の種類 種類 構造 特徴 直立式(直立堤)ケーソンを基礎マウンドの上に据え付け大水深に適する。反射波が大きい 傾斜式(傾斜堤)捨石を傾斜面状に積み上げ浅い水深に適する。反射波が小さい。消 ...
1級土木 トンネル(NATM・シールド工法)【第一次検定の科目別解説】
トンネルのポイント(30秒で押さえる) NATM(新オーストリアトンネル工法):吹付けコンクリート+ロックボルトで地山を支保 シールド工法:シールドマシンで掘進しセグメントを組立て。都市部の軟弱地盤に適する 支保パターン:地山の等級(A〜E)に応じて吹付け厚さ・ロックボルト間隔を決定 出題頻度:専門土木から3〜4問。NATMの施工手順が最頻出 山岳トンネル(NATM) NATM(New Austrian Tunneling Method)は、掘削後速やかに吹付けコンクリートとロックボルトで地山を支保し、地 ...
1級土木 ダム(コンクリートダム・フィルダム・RCD工法)【第一次検定の科目別解説】
ダムのポイント(30秒で押さえる) コンクリートダム:重力式が最も一般的。RCD工法(面状施工)が主流 フィルダム:土や岩で築造。ゾーン型(遮水ゾーン+フィルターゾーン+ロックゾーン) 基礎処理:グラウチング(カーテン・コンソリデーション)で止水・強化 出題頻度:専門土木から2〜3問。専門性が高いが出題パターンは限定的 ダムの種類 種類 構造 特徴 重力式コンクリートダムコンクリートの自重で水圧に抵抗最も一般的。安定性が高い。基礎岩盤が良好な場所に適する アーチ式コンクリートダムアーチ形状で水圧を両岸の岩 ...
1級土木 舗装(アスファルト舗装・コンクリート舗装)【第一次検定の科目別解説】
舗装のポイント(30秒で押さえる) アスファルト舗装:混合物の温度管理が最重要。初転圧は110〜140℃ コンクリート舗装:目地の種類(横収縮・横膨張・縦目地)と間隔を理解 転圧の順序:初転圧(ロードローラ)→二次転圧(タイヤローラ)→仕上げ転圧 出題頻度:毎年3〜4問。道路とセットで選択すると最も得点しやすい分野 アスファルト舗装 アスファルト混合物の種類 混合物 特徴 用途 密粒度アスファルト混合物最も一般的。耐久性・水密性に優れる表層 粗粒度アスファルト混合物粗骨材が多い。荷重分散性に優れる基層 開 ...
1級土木 道路(道路構造・路床路盤・排水施設)【第一次検定の科目別解説】
道路のポイント(30秒で押さえる) 道路の構造:表層+基層+上層路盤+下層路盤+路床の5層構造 路床の管理:設計CBR3以上が原則。CBR3未満は軟弱路床として改良が必要 路盤材料:下層路盤はクラッシャーラン(修正CBR30以上)、上層路盤は粒度調整砕石(修正CBR80以上) 出題頻度:専門土木から毎年3〜4問。舗装と合わせて選択すると得点しやすい 道路の構造 舗装の構成 道路の舗装は上から表層→基層→上層路盤→下層路盤→路床の層構造で構成されます。各層が荷重を分散して路床に伝達します。 層 材料 機能 ...
1級土木 砂防(砂防えん堤・地すべり対策)【第一次検定の科目別解説】
砂防のポイント(30秒で押さえる) 砂防えん堤:土石流の捕捉・流速低下が目的。本えん堤+副えん堤で構成 地すべり対策:抑制工(排水工等)と抑止工(杭工・アンカー工等)に分類 急傾斜地崩壊対策:法面保護工・擁壁工・落石防護工 出題頻度:専門土木から2〜3問。河川とセットで学習すると効率的 砂防えん堤 砂防えん堤は、渓流に設置して土石流の捕捉・流速の低減・河床の安定化を図る構造物です。土砂災害防止の要となる施設です。 砂防えん堤の構成 構成要素 機能 本えん堤土石流の捕捉。堤体上部に水通し(越流部)を設けて洪 ...
1級土木 河川(河川堤防・護岸工事・河川構造令)【第一次検定の科目別解説】
河川のポイント(30秒で押さえる) 河川堤防:盛土構造が基本。築堤の締固め管理と法面保護が重要 護岸工事:法覆工(コンクリートブロック張り等)・根固工・水制工の機能と施工 河川構造令:堤防の構造基準(天端幅・法面勾配・余裕高)が出題される 出題頻度:専門土木から毎年3〜4問。選択分野として安定的に得点可能 河川堤防の構造 河川堤防は洪水から沿川地域を守る最も重要な河川構造物です。盛土構造が基本であり、土質と締固めの品質管理が堤防の安全性を左右します。 堤防の各部名称と基準 部位 基準 備考 天端幅計画高水 ...
1級土木 構造物(鋼構造・コンクリート構造・PC)【第一次検定の科目別解説】
構造物のポイント(30秒で押さえる) 鋼構造:溶接接合と高力ボルト接合の施工管理。溶接欠陥と検査方法が頻出 コンクリート構造:鉄筋の加工・組立、かぶり厚さ、継手の管理 プレストレストコンクリート:プレテンション方式とポストテンション方式の違い 出題頻度:専門土木から毎年3〜4問。選択分野として人気が高い 鋼構造の施工管理 溶接接合 溶接の種類 特徴 完全溶込み溶接母材と同等の強度。主要な構造部材の接合に使用。開先加工が必要 隅肉溶接部材の重なり部分を三角形状に溶接。有効のど厚はサイズの0.7倍 部分溶込み ...
1級土木 基礎工(場所打ち杭・既製杭・土留め)【第一次検定の科目別解説】
基礎工のポイント(30秒で押さえる) 場所打ち杭:トレミー管はコンクリート中に2m以上挿入。スライム処理が品質の鍵 既製杭:打込み杭・中掘り杭・プレボーリング杭の3工法を比較して覚える 土留め工法:親杭横矢板(止水性なし)・鋼矢板(止水性あり)・SMW(高剛性+止水) 出題頻度:毎年2〜3問。場所打ち杭と土留めが特に頻出 杭基礎の分類 杭基礎は大きく場所打ちコンクリート杭と既製杭に分類されます。それぞれ複数の工法があり、地盤条件・施工条件に応じて選定します。 場所打ちコンクリート杭 現場で地盤を掘削し、鉄 ...









