第3回で鍛える「危険要因から対策を組み立てる力」
この第3回は、安全管理の施工経験記述を中心に、作業・危険要因・防止策・確認結果を一貫して書けるか確認する独自問題セットです。
「安全教育を行った」だけで終えず、どの作業でどの災害を想定し、設備面と作業手順の両方から何を実施したか、その実施をどう確認したかまで具体化してください。
2級土木施工管理技士 第二次検定 模擬テスト 第3回
第二次検定は全問記述式です。第3回は安全管理がテーマ。制限時間の目安は2時間。解答用紙に記入しながら解き、終了後に解答・解説ページで採点してください。
| 問 | 出題テーマ | 内容 |
|---|---|---|
| 問1 | 施工経験記述 | 安全管理をテーマに自身の工事経験を記述 |
| 問2 | 用語の説明・留意事項 | 5つから3つ選び、説明と留意事項を記述 |
| 問3 | ネットワーク工程表 | 工期・クリティカルパス・フロートを求める |
| 問4 | 施工管理法 | コンクリートの品質管理・掘削の安全管理 |
| 問5 | 法規 | 建設業法・労安法の条文穴埋め |
| 合格基準 | 得点の60%以上 | |
使い方
① 解答用紙を印刷またはメモを用意
② 制限時間2時間を目安に全問解く
③ 終了後に解答・解説で自己採点
💡 第二次検定 模擬テストの効果的な活用法
- 時間を計って全問に取り組む — 記述式は時間配分が命
- 施工経験記述は品質・工程・安全の3パターン全てを書けるようにしておく
- 模範解答と比較して、キーワードの抜け・論理の飛躍をチェック
- 安全管理の記述は「危険要因→具体的対策→根拠法令」の3点セットが高得点のカギ
- 工程表の計算問題は計算過程を必ず書く練習をしておく
第二次検定
問1:施工経験記述(安全管理)
あなたが経験した土木工事のうち、安全管理に留意して施工した工事を1つ選び、以下の問いに答えよ。
(1)工事概要
次の事項について記述しなさい。
- 工事名
- 工事場所
- 工事の内容(工種・規模等)
- 工期
- あなたの立場
(2)技術的な課題と対策
上記工事で実施した安全管理に関する技術的な課題を2つ挙げ、それぞれの課題に対してあなたが実施した対策を具体的に記述しなさい。
(解答欄 — 工事概要・課題と対策を記述してください)
問2:用語の説明・施工上の留意事項
次の5つの用語から3つを選び、それぞれについて(1)用語の説明と(2)施工上の留意事項を記述しなさい。
①クリティカルパス
②ヒストグラム(品質管理)
③作業主任者
④建設副産物
⑤指定仮設と任意仮設
(解答欄 — 選んだ3つの用語について(1)(2)を記述してください)
問3:ネットワーク工程表
下図のネットワーク工程表および作業リストについて、以下の問いに答えよ。
下図のネットワーク工程表を参考にしなさい。
| 経路 | 作業 | 所要日数 |
|---|---|---|
| ①→② | A | 5日 |
| ①→③ | B | 3日 |
| ②→④ | C | 4日 |
| ②→⑤ | D | 6日 |
| ③→⑤ | E | 5日 |
| ④→⑥ | F | 3日 |
| ⑤→⑥ | G | 4日 |
| ⑥→⑦ | H | 2日 |
※ ○内の数字はイベント番号、アルファベットは作業名、数字は所要日数(日)
| 作業名 | 所要日数 | 先行作業 |
|---|---|---|
| A | 4日 | なし |
| B | 6日 | なし |
| C | 6日 | A |
| D | 5日 | A, B |
| E | 7日 | B |
| F | 4日 | C, D |
| G | 3日 | D, E |
| H | 3日 | F, G |
(1)クリティカルパスを求め、その経路を示しなさい。
(2)全体工期は何日か。
(3)作業Dのトータルフロートは何日か。計算過程も示しなさい。
(解答欄 — (1)〜(3)を記述してください)
問4:施工管理法
次の問いに答えよ。
(1)穴埋め(コンクリートの品質管理)
コンクリートの打込み後、十分な強度が得られるまで適切な温度と湿度を保つことを(ア)という。普通ポルトランドセメントの湿潤状態を保つ期間は(イ)日以上とする。寒中コンクリートでは養生温度を(ウ)℃以上に保つ。コンクリートの打重ね時間間隔は外気温25℃以下で(エ)時間以内、25℃超で(オ)時間以内とする。
(ア) (イ) (ウ) (エ) (オ)
(2)掘削作業の安全管理(土留め工)
下図は開削工法における切ばり式土留め工の断面を示したものである。この土留め工を用いた掘削作業における安全管理上の措置を3つ記述しなさい。
【図:切ばり式土留め工の施工手順図】
※ 画像準備中 — 部材と施工段階にラベルあり
(解答欄 — 3つの措置を記述してください)
問5:法規
次の文章の空欄に当てはまる適切な語句を記入しなさい。
(1)建設業法(第26条 — 技術者の設置)
建設業者は工事施工時に(ア)を置かなければならない。発注者から直接工事を請け負った(イ)は、下請代金の総額が政令で定める金額以上の場合は(ウ)を置かなければならない。
(ア) (イ) (ウ)
(2)労働安全衛生法(第29条の2 — 特定元方事業者の義務)
建設業の特定元方事業者は、関係請負人の労働者が当該場所で作業を行うときは、(エ)の設置及び運営、(オ)、作業場所の(カ)等を行わなければならない。
(エ) (オ) (カ)
模擬テスト シリーズ一覧
分野別に復習する
安全管理答案をリスクの流れで自己点検する
- 作業と危険要因:墜落、重機接触、崩壊など、現場条件に合う災害を特定しているか。
- 設備面の対策:立入区画、手すり、点検、誘導員など、物理的な対策が具体的か。
- 手順面の対策:作業手順、合図、周知、資格確認など、人の行動を管理できているか。
- 実施確認:対策を「決めた」だけでなく、実施状況と結果を確認しているか。
| 弱点 | 復習先 |
|---|---|
| 安全管理の経験記述が一般論になる | 安全管理の施工経験記述 |
| 用語の意味と施工上の対策がつながらない | 用語・施工上の留意事項 |
| 工程表・施工管理法に取りこぼしがある | ネットワーク工程表/施工管理法 |
| 法令の主体・数字を混同する | 第二次検定の法規 |
令和8年度の第二次検定情報を確認する
指定試験機関の令和8年度受検の手引では、2級土木の第二次検定は2026年10月25日、試験時間は14時00分〜16時00分の120分、試験方法は記述式による筆記試験です。合格基準は得点60%以上ですが、実施状況により変更される可能性があります。
日程・受検資格は「2級土木施工管理技術検定」、時間・試験方法・基準は「令和8年度 第二次検定の受検の手引」、実際の出題形式は「試験問題・正答肢」で最新情報を確認してください。このページの問題と解答例は学習用に独自作成したもので、公式問題の転載や公式の採点基準ではありません。